■100年食堂訪問の軌跡   ・・2019年6月13日最終更新

2015年から始めた「100年食堂訪問」。

北海道の100年以上の歴史を持つ飲食店全てに赴き、その歴史を肌で感じながら食事を頂こうというものです。この企画は椎名誠氏著「にっぽん全国百年食堂」という本を読んだのがきっかけです。

非常に厳しい飲食業界でどうやって100年もの間 商売し続ける事が出来たのか? 敬意を込めて訪問させて頂こうと思いました。

 

2019年6月13日現在33店舗訪問

 

    ※下記お店の一覧の下に各店舗の画像入りの紹介がありますので、

     是非一番下までスクロールして見てみて下さい。

 

        創業年  地域   店名   種類

         1872  七飯   湖月   鯉・鰻

         1874  釧路  竹老園東家  そば
         1875  札幌   東寿し   寿司
         1879  函館   五島軒  レストラン

         1880  石狩   金大亭   割烹
         1881  小樽   海陽亭   料亭

         1887  石狩  やまたま   食堂

         1889  札幌   まるき   そば

         1891  函館   丸南    そば
         1899  厚岸   玉川園   そば

             (玉川園さん、近年休業と開業を繰り返している)

         1894  小樽   一福    そば

         1895  由仁  あけぼの   食堂
         1897  厚沢部  前井    食堂
         1899  帯広  ふじもり   食堂

         1901  函館   阿佐利  すき焼き
         1902  倶知安 かねまたみまた そば
         1905  池田  よねくら  レストラン
         1907  旭川  花月会館  レストラン
         1907  札幌  三川屋会館  宴会

         1910  厚真   かね中   そば
         1910  旭川   名人傍   そば

         1912  名寄   三星    食堂
         1912  小樽   やま安   そば

         1914  札幌  ライオン狸小路店 ビヤホール
         1914  長万部  かなや   食堂
         1915  釧路  北大通東家  そば

         1916  増毛  志満川    食堂
         1917  旭川  三光舎    すき焼き

         1918  札幌  東家寿楽   そば
         1918  函館  満る大    そば
         1919  小樽  アイスクリームパーラー美園 喫茶
         1919  札幌  東家本店   そば
           1919  恵庭  思君楼    そば
         1919  苫小牧 第一洋食店  レストラン

         

             以下もう少しで100年!

         1920  富良野 池田屋    寿司
         1920  帯広  丸福     そば
         1920  新得  みなとや   そば
         1920  室蘭  天勝     天丼
         1922  旭川  小野木    鳥料理
         1923  札幌  菊鮨     寿司
         1923  函館  えびす庵   そば
         1925  三笠  更科     そば
         1926  釧路  八千代    寿司
         1926  帯広  新橋      豚丼
         1926  札幌  第三モッキリセンター  居酒屋
         1927  和寒  つたや     食堂
         1927  浦幌  かし和家    そば
         1927  江別  やま六鮨    寿司
         1927  札幌  三徳      そば
         1927  函館  やたら家    食堂
         1928  美深  あさの     そば
         1928  小樽  米華堂     喫茶
         1929  寿都  ダイマル大谷会館    食堂
         1929  夕張  吉野家       そば
         1929  小樽  あまとう      喫茶

         1930  函館  あじさい    ラーメン
         1931  室蘭  鳥よし     焼鳥
         1932  函館  函館美鈴    喫茶
         1932  函館  モーリ     喫茶
         1933  津別  つべつ西洋軒  食堂
         1933  音威子府 常盤軒    そば
         1933  帯広  ぱんちょう   豚丼
         1933  小樽  千成      寿司
         1933  小樽  光       喫茶
         1933  札幌  とら屋食堂   ラーメン
         1934  帯広  帯広はげ天   天
         1934  根室  浅草軒     ラーメン
         1934  函館  まつ本     天丼
         1935  釧路  リリー     喫茶
         1935  札幌  う月      食堂
         1935  室蘭  清洋軒     ラーメン
         1935  函館  来々軒     ラーメン
         1936  旭川  八条はま長   食堂
         1936  札幌  西林      喫茶
         1936  小樽  館       喫茶
         1936  函館  祐鮨      寿司
         1937  小樽  三川屋     食堂
         1937  小樽  大和家     寿司
         1937  函館  とり辰     居酒屋
         1938  小樽  おたる政寿司  寿司
         1939  赤平  勝巳      食堂
         1939  旭川  ちろる     喫茶
         1939  浦河  わかば     食堂

上の曲はヒャダインが選ぶ「パーラメントのCMソング」で第一位になった、私が好きなボビーコールドウェル、ハート・オブ・マインです。気が向いた方はお聞きになりながらご覧下さい^^

1店目・・三星食堂          2015年3月29日

記念すべき一発目は名寄市にある「三星(みつぼし)食堂」さんです。

名寄市は人口2.8万人、基幹産業が農業の町で、特にもち米の生産量が日本一です。

1912年開業のこの食堂はJR名寄駅の目の前にあり、私が訪問した土曜日も地元のお客さんで賑わっておりました。現在4代目が腕をふるっております。

街に愛された、これぞ100年食堂たるお店でした。

 

■三星食堂(みつぼししょくどう)

■創業:1912年(明治45年・大正元年)

■住所:名寄市大通南6丁目

■訪問日:2015年3月29日

■頂いたもの:鳥の照焼特製マヨネーズ炒定食=850円

訪問レポート

 

2店目・・あけぼの食堂        2015年4月4日

札幌の東に位置する由仁町の「あけぼの食堂」さん。創業は1895年(明治28年)。

由仁町は1892年に開村されたそうなので、開村3年後から存在しているんですね。街のシンボルと言うに相応しいお店です。蕎麦を中心にラーメンや丼ものもあって、永くこの地で地元の方々に親しまれてきたに違いありません。

現在4代目、これからも歴史は刻まれ続けるでしょう。

 

■あけぼの食堂

■創業:1895年(明治28年)

■住所:夕張郡由仁町中央77

■訪問日:2015年4月4日

■頂いたもの:ざる蕎麦=600円

訪問レポート

 

3店目・・かね中食堂(中島食堂)    2015年4月4日

人口4,700人、夕張市の下の方に位置する厚真町の老舗「かね中食堂(中島食堂)」さん。創業は1910年(明治43年)。

こちらの蕎麦は製麺会社製の麺を使っているらしいですが、十分美味しいです。

(麺のプロが作ったものですから、余程の偏見が無ければ美味しいものです)

蕎麦以外にも様々なメニューを取り揃えており、所謂街の食堂的存在。お店は広くてとっても綺麗。安心して家族で利用出来ます。

 

■かね中食堂(中島食堂)

■創業:1910年(明治43年)

■住所:勇払郡厚真町京町16

■訪問日:2015年4月4日

■頂いたもの:ざる蕎麦=650円

訪問レポート

 

4店目・・やまたま(いしかり亭)    2015年4月12日

かつて鰊や鮭で栄華を極めた石狩川河口そばにあるお店。現在は6代目だそうです。メニューは一般的な食堂。シャコ丼が名物のようですが、自分が行った時には残念ながら頂けず。お店の雰囲気は活気があって観光客や地元の方々で繁盛していました。

皆さんの食事を見渡すと全体的に量が多めな感じで、お腹が一杯になりそうなものばかり。民宿も兼営されているようです。

(点字ブロックの上に車が乗っていますが、気付いてずらしました^^;)

 

■やまたま(いしかり亭)

■創業:1887年(明治20年)

■住所:石狩市親船町109

■訪問日:2015年4月12日

■頂いたもの:天ぷら蕎麦=1,000円

訪問レポート

 

5店目・・ふじもり          2015年4月18日

人口16.8万人の帯広市。この街は、農業が盛んな十勝平野の真ん中に位置しております。豊かな作物に恵まれた当地で116年の歴史を持った飲食店「ふじもり」さんがあります。

 

私どもは帯広で一番おいしいものは、お宅の奥様のお手料理だと思っております。

ふじもりグループは二番目に安くてうまい店を目指して頑張っております。

私達の念願はタッタ一人でもよいから・・・でも できたら一人でも多くふじもりグループは帯広になくてはならぬ店だと言って下さる

この言葉に生涯をかけたいのです。


上の一文はオーダー用紙のクリップボード裏に書かれているお店からのメッセージです。真正面から体当たりで来る言葉ですね。ジーンときます。

店頭のショーウィンドウの中にはズラリと並ぶとても綺麗な食品サンプル。

何だかとても懐かしい、まるで昭和のデパートを思い起こすファミリーレストランです。店内はとても明るく綺麗。店員さんもマニュアルではない、自然な親切さが心地よいのです。

ふじもりさんはカレーライスで有名なインデアンさんも運営されています。

 

■ふじもり

■創業:1899年(明治32年)

■住所:帯広市 西2条南11丁目8

■訪問日:2015年4月18日

■頂いたもの:天鮨セット=1,404円

訪問レポート

 

6店目・・湖月            2015年5月2日

七飯町、大沼が目前にある「湖月」さん。こちらは現存する飲食店では北海道最古と思われます。創業は1872年(明治5年)! 廃藩置県が明治4年ですからねぇ。凄いです。

 

ご主人に色々とお話を伺う事が出来ました。ご主人は現在84歳で3代目。昔は北海道新聞社のカメラマンをしていたそうで、当初はしぶしぶ跡を継いだそうです。

初代の頃は超立派な割烹旅館で、明治天皇もいらっしゃる程の格式だったそう。

こちらで提供される「鯉のあらい」はその時一緒に訪れた天皇の料理番に調理法を教わり、その後名物にしたそうです。 エピソードの一つ一つが重厚!

 

■湖月(こげつ)

■創業:1872年(明治5年)

■住所:亀田郡七飯町大沼町782

■訪問日:2015年5月2日

■頂いたもの:鯉のあらい定食=1,500円

訪問レポート

 

7店目・・前井食堂           2015年5月2日

人口わずか4千人余りの小さな町、厚沢部(あっさぶ)に100年食堂がありました。

前井食堂さんと言えば「黄色いカレー(570円)」。カレー粉と小麦粉をバターで炒めた特製のルウを牛乳で煮込んで作っているそうです。

こちらのカレー、レトルト化されて道の駅などでも販売されております。

正に愛され続けた街の食堂。年齢性別問わず色々な方が食事をされていました。

店内清掃は1日3度も行うそうです!

 

■前井食堂(まえいしょくどう)

■創業:1897年(明治30年)

■住所:檜山郡厚沢部町本町45-7

■訪問日:2015年5月2日

■頂いたもの:黄色いカレー=570円

訪問レポート

 

8店目・・阿佐利本店         2015年5月2日

1901年(明治34年)開業のこちらのお店、建物は函館大火1934年(昭和9年)の後に建てられたそうです。函館の観光名所の二十間道路はこういった大火の移り火防止の為に作られたんですね。

80年以上も経った木造の建物。狭く入り組んだ廊下の板ひと踏みひと踏みからも重厚な歴史を感じられます。まるで千と千尋の神隠しの「油屋」に入ったような感じになりました。

食事を頂く場所は全て個室となっております。随分沢山の部屋がありました。

最上級のお肉をリーズナブルなお値段で頂けます。

 

■阿佐利本店(あさりほんてん)

■創業:1901年(明治34年)

■住所:函館市宝来町10-11

■訪問日:2015年5月2日

■頂いたもの:すき焼き(松)特選上級和牛ロース=3,900円

訪問レポート

 

9店目・・五島軒本店         2015年5月2日

函館山の麓、有名な観光地 二十間坂にあるカジュアルな洋食屋さん。1879年(明治12年)創業。北海道で4番目に古い飲食店です。

古くから親しまれているカレーライスから本格的なフランス料理・ロシア料理のフルコースも頂く事が出来ます。

カレーライスはふんだんに海鮮が使われ、とっても贅沢なものでした。

函館の顔と言えるお店です。最近、何と札幌にも進出しました。

 

 

■五島軒本店(ごとうけんほんてん)

■創業:1879年(明治12年)

■住所:函館市末広町4−5

■訪問日:2015年5月2日

■頂いたもの:海の幸カレー=1,728円

■訪問レポート

 

10店目・・丸南本店         2015年5月3日

函館中心部にある蕎麦店。創業は1891年(明治24年)。蕎麦店としては北海道で3番目の古さですが、一番古い蕎麦店とされる釧路の竹老園東家さんのHPでは当時の竹老園東家の方が丸南本店に奉公に行く等と記されており、このHPだけでは内容がよく読みとれないのですが、丸南本店さんと竹老園東家さんは、その昔からお付き合いがあったようです。

 

蕎麦は二八蕎麦と思われます。細くしかも均一に切ってある為、喉越しが大変良いです。 私が今迄頂いた蕎麦の中ではトップクラスの喉越し。鰹出汁も上品に出ており、半分位食べた所でタマゴを入れると味替わりで楽しく頂けました。

 

■丸南本店(まるみなみほんてん)

■創業:1891年(明治24年)

■住所:函館市若松町19-5

■訪問日:2015年5月3日

■頂いたもの:ざるせいろ=720円

訪問レポート


11店目・・かにめし本舗かなや    2015年5月3日

1914年(大正3年)創業のかなやさんと言えば全国的に有名な「駅弁のかにめし」。

かにめしは、戦後、弁当の食材の入手が難しくなり、駅構内で弁当を立売販売していた同店の先々代の金谷勝次郎氏が、地方の食生活を査察する為に出張に行った際、留守を預る妻が弁当に代わるものをと車内で「茹で毛ガニ」の販売を始めたのがきっかけでした。

出張から戻った勝次郎氏は茹で毛ガニから「かにめし」を考案、数十度の試作を経て昭和25年「かにめし」は誕生しました。

長万部の振興の為、かなやさんはかにめしの商標を解放し、現在では長万部町内の飲食店、ホテルでかにめしが提供されるようになりました。

今では長万部(おしゃまんべ)と言えば由利徹・・・じゃなくって・・(失礼)「かにめし」となったのです! かなやさん万歳!

 

■かにめし本舗かなや

■創業:1914年(大正3年)

■住所:山越郡長万部町長万部40-2

■訪問日:2015年5月3日

■頂いたもの:かにめし弁当=1,080円

訪問レポート


12店目・・花月会館(かげつかいかん)  2015年5月4日

我が町旭川から花月会館(かげつかいかん)さんです。恐らくソコソコの年齢の旭川人であれば一度は行った事があるでしょう。

私は高校生時代に旭川拓銀ビル地下にあった支店の「ロイヤル花月」というレストランでウェイターのバイトをして、ナイフの並べ方やステーキの焼き加減などを勉強しました。まかない料理も質素だったけど美味しかったなあ・・。

そんな事で花月さんにはヒトシオの思い入れがあります。


■花月会館

■創業:1907年(明治40年)

■住所:旭川市3条通7丁目左8

■訪問日:2015年5月4日

■頂いたもの:かぶと弁当=1,600円


13店目・・レストランよねくら     2015年5月6日

人口7,200人余りの町、池田町。池田ワインで知られたこの土地に、創業110年のレストランがあります。

JR池田駅の目の前に立つこのお店は、ここに住む人々をずっと見て来ました。

お爺ちゃんもお婆ちゃんも、生まれた時には既にこのお店があったのです。


この池田町で生まれ育った池田牛のステーキを頂きました。画像には無いですが、コーンスープとコーヒーも付いてきます。

そして今や全国で作られている「バナナ饅頭」もこのお店が発祥です!


■レストランよねくら

■創業:1905年(明治38年)

■住所:中川郡池田町大通1丁目27

■訪問日:2015年5月6日

■頂いたもの:ステーキ(Aコース)=4,104円

訪問レポート


14店目・・そば処 名人傍       2015年6月2日

我が町旭川に100年食堂が2つありますがその内の1つ、名人傍さん。

昔々からコチラにお店があるのは知っていましたが、初めての訪問でした。

オーナーのお話では創業時は旭川駅の構内で営業していたらしいです。

店名は敷居が高そうですが、全般的に価格がリーズナブルで、毎日頂いても懐にやさしい、街の人に愛されるお店でした。

やっぱり地域の人に愛される事が永く続く事に繋がるのだなあ・・と思います。

■そば処 名人傍(めいじんぼう)

■創業:1910年(明治43年)

■住所:旭川市1条通8丁目

■訪問日:2015年6月2日

■頂いたもの:天ざるそば=800円

■訪問レポート


15店目・・竹老園東家総本店     2015年6月13日

釧路市に北海道最古の蕎麦店があります。

創業は1874年(明治7年)です。

 

1927年(昭和2年)築の建物は丹念に手入れされた庭の奥に佇んでおります。

1953年(昭和28年)には当時の天皇陛下と皇后陛下がお見えになり、蘭切り蕎麦を召し上がったそうです。天皇陛下はその際にお代わりまでされたとの事。

1984年(昭和59年)には皇太子殿下(現在の天皇陛下)と美智子妃殿下(現在の皇后陛下)がお見えになったとの記録があります。素晴らしい歴史ですね。

 

名物の蘭切り蕎麦は「乱切り」ではなく「卵切り」から来た言葉だそうです。麺に卵黄が練り込んであります。

私も相当沢山の蕎麦を食べ歩きましたが、こんな麺を食べたのは初めてです。

印象は「加水率の低い旭川ラーメンっぽい」感じ。蕎麦は蕎麦ですが、美味しい方向にラーメンぽかったです。とても気に入りました。

 

一人300円の別料金をを支払うと1927年(昭和2年)築の建物で食事が出来ます。

尚、北海道に沢山ある東家はこのお店が発祥です。

竹老園さんのHPをご覧ください。北海道中に広がる東家の家系図が見られます。

 

■竹老園東家総本店(ちくろうえんあずまやそうほんてん)

■創業:1874年(明治7年)

■住所:釧路市柏木町3-19

■訪問日:2015年6月13日

■頂いたもの:蘭切り蕎麦=860円・蕎麦寿司=700円

訪問レポート


16店目・・北大通東家        2015年6月13日

釧路の繁華街にある「北大通東家」さん。

北海道最古の蕎麦店、竹老園東家総本店の暖簾分けのお店です。


石臼で挽いて作られたという名物の「二色せいろ」は貴美せいろ(店主のお母さんから取った名前)と田舎せいろのセット。

迷わずこちらを注文しましたが、残念ながら数量限定で本日は予約して頂いた方のみの提供という事で、普通のざる蕎麦を頂きました。

 

ざるそばの麺が少し緑掛かっているのはクロレラ(藻)を混ぜてある為だそうです。

と言って何か特別違う味がする訳でもなく、普通の感じの細麺の蕎麦でした。


■北大通東家(ほくだいどおりあずまや)

■創業:1915年(大正4年)

■住所:釧路市北大通4丁目3

■訪問日:2015年6月13日

■頂いたもの:ざる蕎麦=600円

訪問レポート


17店目・・一福そば店        2015年6月27日

古くから港湾都市として栄えた小樽(おたる)。そこに121年の歴史を刻む蕎麦店「一福そば店」さんがあります。小樽では最も永く営業してきた蕎麦店です。

 

4代目が打つ蕎麦は真っ白な更科で、香りと喉越しが大変爽やかでした。

建物外観は至って普通のビルですが、店内は極めて清潔かつ整理されており、この蕎麦の精神に通ずるものがあります。

メニューブックにはお店の歴史のページがあり、現在の4代目店主による丁寧な解説がされており、食べるまでの間に気持ちが盛り上がります。

 

■一福そば店(いちふくそばてん)

■創業:1894年(明治27年)

■住所:小樽市色内1丁目6-8

■訪問日:2015年6月27日

■頂いたもの:ざる蕎麦=700円

訪問レポート


18店目・・そば処 やま安       2015年6月27日

1912年(明治45年)創業の「やま安」さん。 懐かしい、昔ながらの雰囲気の商店街にあります。

こちらの驚きは全てのメニューが安価な事。もりそば(380円)、ざるそば(450円)、天丼(600円)などなど・・。地域の皆さんが毎日食べてもイイ!と思える価格設定が素晴らしいです。

しかも大衆的なのにキチンと手打ちです。お店は非常に活気があり、近所の人から観光客の人までお客さんで一杯です。

いいナア。こんな店がウチの近所にあったらなぁ。。


■そば処 やま安

■創業:1912年(明治45年)

■住所:小樽市稲穂3丁目6-16

■訪問日:2015年6月27日

■頂いたもの:ざるそば=450円

訪問レポート


19店目 かねまたみまた本店     2015年6月27日

倶知安駅前通りに明治時代からの老舗蕎麦店「かねまたみまた」さんがあります。

少し薄暗い店内は、綺麗に掃除が行き届き、大変雰囲気が良いのです。

 

実はこの蕎麦屋さん、蕎麦屋さんとしても成功しておりますが、天婦羅ラーメンなるものが巷で噂になっている様です。

ラーメンに天婦羅が載っているだけの様ですが、次回はコチラをチャレンジしてみたいと思います。

 

■かねまたみまた本店

■創業:1902年(明治35年)

■住所:虻田郡倶知安町北1条西3丁目

■訪問日:2015年6月27日

■頂いたもの:ざる蕎麦=650円

訪問レポート


20店目・・金大亭          2015年7月29日

石狩鍋発祥の店「金大亭」さん。1880年(明治13年)創業。現在4代目が切り盛りをされております。

信じられない事に建物は創業当時のままで、一歩足を踏み入れると一気に135年のタイムスリップであります!

鮭・鱒専門店という事で、私が頂いた「花」コースのメニューは以下の通りです。

 

  一品目・・イクラの醤油漬け

  二品目・・氷頭(ひず)のなます (鮭の鼻っ柱が多数入ったなます)

  三品目・・メフンの塩辛 (鮭の背の血合の塩辛)

  四品目・・ルイベ (鮭の凍った刺身)

  五品目・・焼き鮭

  六品目・・焼き白子

  七品目・・鮭なべ (石狩鍋)   となっております。


  完全予約制のお店ですのでご注意ください。


■金大亭(きんだいてい)

■創業:1880年(明治13年)

■住所:石狩市新町1

■訪問日:2015年7月29日

■頂いたもの:「花」コース=3,000円

訪問レポート


21店目・・東寿し           2015年7月29日

今や人口が200万人に届こうかという北の都市札幌。

1875年(明治8年)、まだ札幌市の人口が2,000人程しかいない頃に誕生したのが「東寿し」さんです。

北海道にまだ寿司店が無い当時、東京出身の初代が開業しました。

つまり北海道の寿司店発祥の店なのです。発祥の店でありながら、7代目の現在まで脈々と続く歴史の裏にその時代時代の店主や従業員の皆さんの並々ならぬ情熱があったようです。


創業から数えて140年、今は真新しいビルにお店を構えており、ススキノの街並みを見下ろしながら楽しい食事が出来ました。


■東寿し(あずまずし)

■創業:1875年(明治8年)

■住所:札幌市中央区南4条西3丁目 キタコー S4 ビル 7・8 階

■訪問日:2015年7月29日

■頂いたもの:みやび=3,300円

訪問レポート


22店目・・酒とそば まるき      2015年7月29日

1889年(明治22年)創業の札幌で最も歴史のある蕎麦店です。

このお店の特徴はサイドメニュー、蕎麦と一緒にお酒を飲みましょう的なものが非常に豊富な事です。

蕎麦屋でお酒(日本酒)のルーツは江戸時代に遡り、創業400年豊島屋酒造の豊島屋十右衛門が仕掛けたそうです。当時江戸っ子に人気のあった蕎麦屋で、蕎麦が茹で上がる前にちょいと一杯というスタイルが最初に確立したようです。

多分、今で言う洒落た居酒屋のようなものですね。粋な感じがしますねぇ。


蕎麦は二八の中細。

冷たい水でキュッと締められており、コシがあって、小分けで器に乗っています。薫り良い蕎麦を流れる様に頂く事が出来、気持ちが良い。蕎麦はヤッパリ喉越しですねぇ。

そして、私が麺の次に重要視しているのは薬味のネギ。(蕎麦つゆではない)

ネギの刻み方が非常に繊細で、ネギの爽やかなエキスが蕎麦つゆに良く馴染み、蕎麦と絡めた時に最高のハーモニーを奏でるのです。

そしてそして、店内の雰囲気が最高。都会的で若干薄暗い店内には静かにJAZZが流れ、これぞ正に理想の蕎麦店。タバコの分煙も地下と1階で分かれております。

蕎麦を食べ終わった時に店員さんがさり気無く蕎麦茶を持って来てくれ、ふうっと一息入れて蕎麦の味を回想します。堪らないです。


■酒とそば まるき

■創業:1889年(明治22年)

■住所:札幌市中央区南2条西2-8 カドレビル1F

■訪問日:2015年7月29日

■頂いたもの:ざる蕎麦=680円

訪問レポート


23店目・・ビヤホール ライオン 狸小路店 2015年7月29日

1914年(大正3年)オープンの「ビヤホール ライオン 狸小路店」さん。

勿論、現存する北海道最古のビヤホールであります。
このお店、大元は1899年(明治32年)創業の㈱サッポロライオン(つまりサッポロビール系の会社です)に属しておりますが、サッポロビールの歴史と共に101年を歩んできた訳ですね。


賑やかな場所で美味しいビールを沢山頂き、ほろ酔い気分で100年前はどんなお店だったのか なんて思いを馳せるのも楽しいものです。


■ビヤホール ライオン 狸小路店

■創業:1914年(大正3年)

■住所:札幌市中央区南2条西2丁目7 サッポロビル

■訪問日:2015年7月29日

■頂いたもの:エビス黒生、エーデルピルス、サッポロクラシックほか

訪問レポート


24店目・・海陽亭          2015年9月22日

この海陽亭さんの創業は1881年(明治14年)、建物は一番古い部分で、1896年(明治29年)と言われており、小樽市指定歴史的建造物 第2号です。

という事もあって食事をしなくても一人1,000円を支払うと解説付きの案内を受ける事が出来ます。

 

さてこの料亭、かつては初代総理大臣=伊藤博文・二代目総理大臣=黒田清隆・外務大臣や文部大臣などを歴任した榎本武揚らが楽しみ、また近年では石原慎太郎・裕次郎兄弟も愛した料亭で、映画「弟」の舞台にもなりました。

来店した著名人の色紙が飾られている部屋があり、松本清張・宇野重吉・桂米朝・藤山寛美・アランドロン・長嶋茂雄・岡本太郎・・私には縁遠い方々の沢山の色紙がこの海陽堂さんの歴史を演出しております。


 

■海陽亭(かいようてい)

■創業:1881年(明治14年)

■住所:小樽市住吉町4−7

■訪問日:2015年9月22日

■頂いたもの:甲羅揚げご膳=食事と解説で3,000円

訪問レポート


25店目・・三川屋会館        2015年10月10日

■三川屋会館(みかわやかいかん)

■創業:1907年(明治40年)

■住所:札幌市中央区南3条西5丁目

■訪問日:2015年10月10日

■頂いたもの:おまかせの昼食=2,000円+飲み物代

観覧車の目の前に三川屋さんがあります。

26店目・・志満川                2019年4月27日

26店舗目以降はPart2をご覧下さい。