■浜頓別トレジャーハンティングⅡ

今年は夏らしい暑さが中々来なかったのですが、ようやく夏っぽくなりますよ予報が出たので、2年ぶりに浜頓別へ砂金掘りに出掛ける事にしました。

(砂金掘りは川の水に浸かるので、暑い位で無いと寒くてやってられないのです)

 

トレジャーハンティングⅡとは2年前が「Ⅰ」で今回は「Ⅱ」って事です。「Ⅰ」の時は何とか砂金を1個GETしましたが、今回はそれを上回れるよう頑張るぞっと。

(上)今週アマゾンで買ったもの・・。映画Love Letter(DVD)、北海道新聞社 シネマの風景(書籍)、辻仁成著 海峡の光(書籍)。

 

頻繁にアマゾンを利用するので、梱包用の段ボールの片付けで妻に毎回苦情を言われます^^; アマゾンって梱包用段ボールが大きいですよね。

前に釣り竿を1本買ったら、冷蔵庫でも入っているのか?と思えるほど大きな段ボールに入ってきました。。

 

Love Letterは最後の2分が非常に泣けます。

小樽が舞台のとても好きな映画です。

 

シネマの風景は2,484円という結構いい値段の本なのでずっと購入を迷っていましたが、今回思い切って。北海道ロケの映画が簡単なエピソードと共に76本紹介されています。

 

海峡の光は辻仁成氏著ですが、中山美穂の元ダンナさんという事がきっかけで(また中山美穂かいとか言わない様に^^;)購入してみました。辻仁成氏は函館の高校が母校だったり、函館の観光大使だったりするのですが、何と言ってもこの本は函館を舞台にした芥川賞受賞の作品です。

北海道人として遅まきながら読まねばって事で。

普段は何となく軽~い感じの辻氏ですが、内容は超面白かったし、言葉の一つ一つが丹念に吟味されていて美しい・・・素晴らしかったです。おススメです。

いきなりですがPM4:30、中頓別の道の駅ピンネシリです。

PM1:00まで別件の用を足しており、到着したのが夕方になってしまいました。

 

この道の駅にはオートキャンプ場が併設されており、向かいには温泉旅館があって、いつも通り掛かる度に気になっていました。

 

で、このキャンプ場の裏には「ピンネシリ岳」という標高703mのいかにも私向けの山があるではありませんか。(※新十津川にも同名の山があります)

天気が良いとピンネシリ岳の頂上から日本海とオホーツク海の両方が望め、利尻富士も見えるそうです。

という事で、登山靴や登山用ポールも持ってきておりました。

 

キャンプ場利用の手続きを済ませた後、

「もうPM4:30だけど、今すぐ登れば暗くなる前に戻って来れますよね?」

キャンプ場 事務所の方々(3名)

「確かに登り2時間、下り1時間だけど・・今の時間帯、ヒグマが出るよ~」

「ヒグマの通り道があるから一人だと危険だよ~」

「今 多分誰もいないからやめといた方がいいよ~」

 

 と口々に中止をすすめてきます。こう言われると反発心が出て来る私ですが、

 さすがに家族の顔が浮かんできて渋々諦めました。^^;

上画像)現在の道の駅ピンネシリ(ピンネシリオートキャンプ場)周辺です

下画像)1977年の同じ場所、かつてここには鉄道の敏音知駅がありました 

1989年、天北線の廃止によって、駅としての役目を終えたこの地は、後年になり、道の駅・オートキャンプ場として再スタートを切ったのです。

オートサイト電源なし(1,500円)。うーん超広々!!。

私の他には2組のキャンパーしかおりませんし、それぞれ50m以上離れているので、気分は貸切です。

画像の後方にはピンネシリ岳がチラリと見えます。

今年のキャンプ場ガイドブックやキャンプ場のHPでは各サイトに立派なテーブルと椅子がある筈なのですが、全て撤去されておりました。

あると便利なんですけどね~。

上)道の駅のサイトから引用しました。テーブルと椅子が写っていますが・・

夕方の気温は22℃もあるのに、ブヨもおらず、せいぜいハエがたまに遊びに来る位で極めて快適。今夜はコットで寝る事にしました。

テントを建てたら道路を挟んで向かいにある「ピンネシリ温泉 ホテル望岳荘」で汗を流しました。この温泉の源泉は4.8℃の中性低張性冷鉱泉です。

10人も入ればそこそこ一杯の内湯のみの施設ですが、入浴客自体が少ないのでノビノビ出来ます。

湯船で一緒になったおじさん2人組は千葉県から自転車でやってきたそうな。何でも千葉テレビの追跡取材を受けているらしい。

旭川近辺のサイクリングロードの情報をお伝えしました。

途中、和寒のホクレンショップ(スーパー)で買い出しをしてきました。

プレモルは最近のお気に入り。

あと、キャンプ場のキャンペーンで、サッポロ ミュンヒナー デュンケルを一本頂きました。ヨーロッパの4大ビールの一つ、ミュンヒナーをドイツから輸入したホップで再現しているらしいです。香ばしくて美味しかったです。

で、後煮込み方式の一人すき焼き。

ちょっと量が多くて食べるのに数時間掛かってしまった。。

もちろんオニギリは全部食べていません。翌日朝食兼用です。

この日の夜、気温は20℃をキープし続け、焚き火をやってみたものの、暑くて3本焼いたところで中止。焚き火は寒い時がやっぱりイイナア。

 

近く・・と言っても50m位離れた所にテントを張っていたハーレー乗りの方が、「ロードスターでキャンプの人ですよね。HP、見てますよ~」って声を掛けて来てくれました。

最近キャンプ場などで声を掛けてくれる方が増えました。

ホントはナチュログやmixiとHPを連動させれば、もっとHPへの訪問者が増えるんでしょうけれども、ブログってコメント対応が意外と大変でやめたんですよね~。

 

声を掛けられた際にはどうやって私のHPを知ったのか聞く様にしていますが、北海道のキャンプ場を調べていたら・・、ソロキャンプについて調べていたら・・っていうパターンが多いですね。。

     何だかんだでPM11:30頃就寝・・・

翌日、AM9時開場のウソタンナイ砂金採掘公園に朝一番でやってきました。(画像は昼過ぎ、帰りの撮影です)

当初は中頓別のペーチャン川で砂金掘りもいいなぁと考えていたのですが、ペーチャンは7月20日開園の為、2年前にもお世話になった浜頓別のウソタンナイに再び来たのでした。施設はこちらの方が遥かに立派ですしね。

2年前と変わらずお元気だった、インストラクターの I さん。

入川&道具一式料金500円を支払い、いざ!

クワの様なものは「カッチャ」、木の板は「ゆり板」と言います。

金の詳しい採取方法の説明は2年前のレポートを見てね。

慣れない素人さんは、上画像のインストラクターの方が採掘し易い様に用意した場所を利用するのですが、一攫千金を狙う私はインストラクターのおじさんのアドバイスに対し生意気にも首を横に振り、無謀にも玄人向け、少し上流の流れのきつい誰もいない所で採掘作業に入りました。

立っているのも大変な場所であった為、画像は一切ありません。

 

途中、インストラクターのおじさんが見かねて来てくれ、厳しい!?指導の後、お手本を見せてくれ、僅か数分で1個の金を発見、「ここは素人には難しいから、成果が挙がらなかったら下流においで・・」と優しい言葉を残して客の多い下流に戻られました。

 

砂金掘りはとても、かなり重労働です。流れのある川に立つだけでも大変なのに、カッチャで川底を掘り、それをゆり板に載せ、冷たい水に腕を入れ、中腰でゆり板を揺らすという作業は畑を鍬で耕す作業の何倍も重労働に思います。

特に流れの厳しい所で採掘を始めた私は最初の5分で早くも嫌気が差し、その後下流の初心者コーナーに行こうかと何度も思いましたが、男が一度吐いたセリフを覆す訳には行きません。私は根性だけはあると自負しております。

何が何でも砂金をゲットする!という鉄の意志で頑張りましたが・・

 3時間後・・・・

ギ・・ギブアップ。。もう陸上を立って歩くのもようやく・・という所まで体を追い込み、これ以上頑張ると運転して帰られなくなると判断し涙の断念。

やっぱり初心者向けの所でやれば良かった・・。

しかもインストラクターのおじさんが採ってくれた貴重な金も何故か紛失してしまい・・おっかしいなぁ・・。

 

帰りに管理棟に行くとインストラクターのおじさんは「やっぱりなぁ」と呆れ、受付のおばさんは「おつかれさま~」と労ってくれ、私はまた今度挑戦しに来ますと言って帰宅の途に。

今回 金はゲット出来ませんでしたが、代わりに中頓別とらやさんの金箔入り羊羹(1,130円)をお土産に買ってきました。

※ちなみに初心者でも身の丈に合った方法で砂金掘りをした場合、3時間もあれば

 1個か2個はGET出来るのが普通です。私の様なアウトローな方法は避けましょう

いつも通り掛かりに気にはなるけれども、立ち寄った事は無い「中頓別 寿公園」に来てみました。昭和感たっぷりのこの公園には大正9年製の9600形 SL 49648やジェット戦闘機F104Jが展示されております。

パークゴルフ場やゴーカート、体を使う遊具も沢山あって、中々いい感じです。

帰り道、音威子府(おといねっぷ)は一路食堂さんにやってきました。

もちろん音威子府蕎麦を頂く為です。

重労働でお腹がとても減っていたので、揚げ餃子定食(小)380円ともりそば(530円)を注文しました。音威子府そばは玄蕎麦と言って、収穫された蕎麦の実をそのまま挽いた粉を使っている為、見た目は黒っぽく、味は蕎麦の強い風味が味わえる荒々しさが特徴です。

私が行った時はおばあちゃんとお孫さん(と言っても20代のガッチリした風貌の方)が満員の店の切り盛りをされておりました。

ガッチリした方はまるで空手家がそのまま飲食店にいらっしゃるようで、応対に切れがあり、それだけでも また行きたいなぁと思わせる魅力があります。

全般的に価格もリーズナブルですし、味も勿論良し!是非皆様もどうぞ!

 

という訳で本日はこれまで! また砂金掘りに挑戦したい。来年あたり・・疲れた・・

 

  今日の言葉

    インストラクターの指導は素直に受けましょう!^^