■留萌 輪行  2013年6月29日~30日


2年前に思い立って、輪行=りんこう(公共の交通機関を利用する自転車ツーリング)をする為にDAHONのメトロを購入、しかしその後色々と忙しく、ガレージの片隅で殆ど置物と化していた。


前回の愛別輪行をリハーサルとし、いよいよ留萌⇒86キロの道のりにチャレンジさ。
この日の為に5キロのランニングを2週間続けてきたのであーる。


何でこんな事をするのかって?それは旅先をロードスターで走っていて、チャリダーを良く見掛けるのだが、ハッキリ言ってあんなシンドイ思いをして何が楽しいのだろうかと疑問を持っていた。疑問に思えば実体験するしかないでしょ。


未知への扉を開こうぞ。

自転車には最近後付けでDAHON純正リアキャリアを装着したのだが、それでもフォールディングバイク用なので積める荷物には限界がある。

現在手持ちのシュラフやマットは自転車に積むには若干大きい。更に輪行の際にはそれらの荷物を手に持って歩く事になるから余計にコンパクトさを追求しなければならない。



出発前日に秀岳荘に行ってシュラフはイスカのウルトラライト(重量630g)とマットはマジックマウンテンのこれまたウルトラライト(長さ180センチの重量が何とまあ430g)のウルトラ軽量睡眠セットを調達。

テントは何年も前にヤフオクで買った激安1,980円四流品とする。重量が秀岳荘にある4万円もする軽量山岳テントと同等だったのだ。平地で雨さえ降らなければ激安テントで何の問題も無い。

普通サイズのリュックにシュラフとマットが余裕で入る。

本当にコンパクトだ。

上)リアキャリア。これにイカした純正バンドが付属する。アマゾンで買ったのだが、商品説明にバンド付きと書いていなかった。しかしきちんと付いて来た。

車体へ固定するボルト類が付いていないが、これはホームセンターで購入した。

午前6時に家を出た。上画像はカムイコタンサイクリングロード入口。

旧国道12号線を利用したサイクリングロードだ。

横を流れる石狩川を挟んだ向こうを走る旧函館本線を利用したサイクリングロードはここ数年落石の為通行止めだ。残念。

 

さて、目的地の留萌と言えば旭川に住む者にとって一番近い海水浴場。

私にとっても若い頃から友達や彼女と無数に出掛けた思い入れのある街なんだなー。合計200回は行っているぜぃ。

それだけに今回走る道には思い出が色々あるのだ。

画像の旧国道12号線は1983年(昭和58年)まで使われていた。

懐かしい覆道だなあ・・(当時私は12歳)

 

途中何回もヒグマ注意の看板が立っており、しかもヒグマのウンコも道端に落ちていて少々ビビる。「どうやって注意するんねん」と呟きつつ、時々自転車のベルを鳴らしていたのであった・・。

石狩川に流れ込む支流(と言っても小川の様な川)の橋の上から石狩川を眺めていたら、カワセミ(上拾い画像)が行き来していた。カラスもあれ位綺麗だったらいいのに・・いやかえって気味悪いか・・。

出発から約30キロ地点の深川市納内(ふかがわし おさむない)のセイコーマートでアンパンとブラックコーヒーを飲食する。

風は殆んど無く、涼しいので快適だが、もう既にバテバテだ。

出発から約45キロの秩父別の道の駅で休憩。

かなり疲れている。あと半分の距離を達成出来るだろうか・・

好物のトマトジュースを飲む。塩の塩梅が好みのトマトジュースだった。

10分ほど体を休めて出発。

秩父別から北竜方面にかけて走るとお馴染み筑紫橋が見えてきた。一体今迄何度この橋を渡ったのだろうか・・

あーこんな橋だったんだ・・。3分くらい休憩。

帰って来てから調べると完成が昭和31年(西暦1956年)の橋らしい。

結構な年代物なんだなぁ。

私は廃校が好きで、廃校を見掛けると何とも感慨深い気持ちになる。

画像は「北竜町立美葉牛小中学校 跡地」

昭和57年廃校。

奥に見える体育館、いい味出てる。

スタートから62キロ地点の美葉牛峠頂上。ここから留萌市だが、市街地まではまだ20キロ以上ある。坂道で超バテバテだ。

たまたま通り掛かった競技用自転車に乗った人に撮影して貰った。サンクス!

その人も「これから輪行する」と言っていた。私には‘輪行する’という言葉が通じる相手と判断されたんだな。自転車乗りの風格が滲み出てきたか!?・・!

前方 右折すると恵比島駅・沼田方面
前方 右折すると恵比島駅・沼田方面

美葉牛峠の下りで今回の旅MAXの38キロ/hを記録。小径チャリなんで、安定感が無い。怖くて思わずブレーキを掛けてしまったぜ・・。

ここも昔から気になっていた廃校。「元 留萌市立藤山小学校(平成15年閉校)」である。

窓に貼られた ‘102年間ありがとう’ が哀愁を誘う。

オラア~! 留萌市街まであと4キロ!

午後12時半に留萌市街入り。ホーマックで使い捨てカイロを購入し、ひとまず留萌駅に向かう。上画像は自衛隊前。

留萌駅
留萌駅

明日の朝一(午前5時50分)のJRで旭川に帰るのだが、一応駅内部を下見する。

留萌で名の知れた富丸で昼食。自分が注文後、周囲の人達が「じゃらん丼」なるものを注文していた。。遠目に見るとお買い得的海鮮丼らしいのだが、テーブルの上のメニューには無かった。。

特上浜ちらし(2,650円)を頂く。ご飯の量が多くて全部食べきれなかった・・

で、黄金岬に。そういや2010年に北海道一周の際、スタート&ゴール地点だったな・・。

上)ショーウィンドウで自画撮り。

留萌市内で買い物などして歩き、午後2時20分、遂にゴール! 長かった。

オドメーターは87キロだが、途中2キロほどメーターを外して走っていたので、実際は89キロ位は走った。

留萌市内に戻り、旭湯でひとっ風呂。

高校生の頃、同級生と海水浴で留萌に来た時もココに来た。

問題の扇風機
問題の扇風機

黄金岬に戻り、テントを張る。

この猫の額の様なキャンプ場、今回が初めて。ちょっとココは勇気がいる。

隣の食堂街で・・

店員さんや観光客の皆さんとお喋りしながら生ビールを一気に2杯飲み干す。

メチャメチャ美味しいビール、いや・・生涯一美味しいビールだったぞ。

キャンプ場に戻るとテントがズラリと並び、大盛況だ。

私の隣のモンベルのムーンライト(黄緑色のテント)は20代の女性ライダー一人旅だった。

私のチャリンコ&テントを見て

「折り畳み自転車だから地元の人が散歩がてらキャンプしに来ていたかと思った・・・」と驚いていた。どうだ!参ったか!(何が!?)

このムーンライトはお父さんのお下がりで25年モノらしい。とても綺麗なテントでそうは見えない。流石だな・・ムーンライト。自分も欲しくなってきた。

酔った勢いで30分位昼寝。シュラフとマットは快調だ。

ちなみにビニール袋に入っているのはセイコーマートの豚丼。。。夕食。。

そして太陽が沈む。

みんな夕陽を前に静かに佇んでいた。

軽量化を図る為、一切の調理器具は持って来ていない。セイコーマートで買って来た豚丼を食べて午後9時には就寝。疲れ切って即寝だった。

 そして夜は明け・・・

っつうか、予想通り夜中に黄金岬に来る若者がうるさい。何度も目が覚めたわい。

 

午前3時半に起床。買ってあったアンパンを食べて午前4時に出発。

誰もいないのでモニュメントの前まで自転車を持って行って撮影。

その後市内を散歩がてらグルグル走り回る。

午前5時30分、留萌駅に到着。

無人です。旭川行きの切符を買ってホームに向かう。

午前5時50分発深川行きのワンマン列車に乗る。

1両編成で客はまばら。自転車を気兼ねなく乗せる事が出来た。

まるでTV東京の旅番組の様なノンビリっぷり。。

車両の前後に長椅子があって、真ん中は通常の座席となっている。

乗客は日曜という事もあり深川まで最大こんだけ。

私は後方の長椅子に貸切で足を投げ出してドッカリ座り、窓を開けて6月の草木薫り漂う風に吹かれたわい。

深川駅で乗り換え、運転手さんの後方に陣取る。前が見えるって素晴らしい。

トンネルに入る直前毎にアクセルの様なものを踏み汽笛(ホーン)を鳴らしていた。

いつもは特急しか乗らないので、何もかもが新鮮だった。

午前8時30分、旭川駅に到着。エスカレーターを自転車を担いで下っていると、仕事関係の知り合いの人と擦れ違った。

「何を持っているの~!?」

「自転車!」 

・・・驚いていた。

家に帰ってから妻でも誘って富良野のクラシックカーイベントに行こうと思っていたのだが、今迄にない激疲れで断念。

 

今旅行の自転車での移動距離は115キロでした。 ではまた!^^

 

そうそう、自転車で輪行は珍しい事ではありません。DAHONで輪行もネットで検索すると珍しくありません。元々そういう自転車ですから。。

私は変人ではありません。念の為。。(多少はアレな感じだが・・)

 

次はロードスターで出掛けるかな~。ジムニーで岩間温泉も捨てきれないな・・

では!