知床国立公園 羅臼温泉野営場   2019.9.13-16

3連休だ。

今回はとりあえず何泊するかは決めないで出掛けてみよう。

それが一人旅の最大の楽しさ。

(妻は・・思う存分いってらっしゃい状態^^;)

 

最初に行く所だけは決めておかねばならないな・・

何日か考えて「羅臼の熊の湯」に行って、

早朝の風呂掃除でも手伝おうと決めた。

羅臼の熊の湯は毎日ボランティアが風呂掃除をしているらしいのだ。

 

本日の音楽は「杉山清貴」 

アマゾンで3枚組ベストCDを買っていた。

1980年代を楽しもう。

 

JALのCMはカッコ良かったな。

今見ると古いけど・・

肩パットが凄いね^^;

杉山清貴は透き通った声がイイんだよな~。歌も上手い。

13日の金曜日^^; 

仕事が終わり、自宅で夕飯を食べた後のPM8時に出発。

久々にナイトドライブでもしてみよう。

 

上画像は上川町日東の国道273線上。

10年前に一人旅を始めた頃と

5年前の画像と並べてみた。

 

今回羅臼に行くには遠回りなココを通ったのも

この画像を撮影する為。

景色は全く変わっていない?

私は5キロ太ったが。

次に来たのは・・

浮島トンネル出口。かつてこの場所にキャンプ場があったらしい。

その名も「浮樹浮木(うきうき)ランドキャンプ場」

    浮島トンネルを作った際の現場事務所の土地を再利用したとの事。

 

上画像は「ロッジ273」という建物。

センターハウスとして使われていたのだろう。

現役当時はバンガローや炊事場もあったようだ。

 

しかし、ココは車通りが少なく、メチャ怖い。

今すぐにでもヒグマが出てきそう。

ドアを開けて撮影しているのもすぐに逃げ込める様に・・

 

今日は中秋の名月。

平安時代、遣唐使が中国から

「望月」という月を鑑賞する習慣を持ち帰り、

貴族の間でそれが流行ったらしい。

その後農村で農作物の収穫に感謝し、

旧暦の8月15日にお月見をする風習となった。

能取湖のパーキング。ここでも定点撮影してみた。

10年の歳月で、樹木が大きく成長しているのが分かる。

全ての画像は深夜から日の出前に撮影している。

AM3:30 ウトロの街。最近業務時間や方法で何かと話題のセブンイレブンは前右方でしっかりと営業中。こういう時の24時間営業は大変助かる。徹夜のドライブ、のべ3回15分ずつの仮眠とコンビニでの買い食いが眠気を飛ばしてくれた。

真っ暗闇の知床峠展望台。日中の観光客の混雑がウソのようだ。

羅臼岳が夜空にシルエットを見せていた。

昨夜PM8時過ぎに出発し、熊の湯到着はAM4時。

360キロ余り、8時間掛かった。

さすがに疲れた。

この「熊の湯」は羅臼温泉を源泉としている。

羅臼温泉の発見は寛正元年(1789年)。

この熊の湯の川下にホテルや旅館が6軒営業している。

羅臼川に架かる「いで湯橋」(1974年竣工) を渡る。

カメラで明るく見えるよう撮影しているが、実際はかなり暗く、

橋の向こうにヒグマでもいたらどうしようと怯えながら歩く。

橋を渡ったら木製の吊り橋を下る。

真っ直ぐ前を見て速足で歩く。

漆黒の森を見る事は出来ない。怖いから。

建物で囲われた女湯を通り過ぎると・・

貸し切りだ。いいぞ!

前回、羅臼・泊・食・浴の旅(2017年)でも

日が明ける前に入浴している。

この「熊の湯」は地元の方々の熱意と

全国熊の湯ファンの応援で運営されている。

 

脱衣所は勿論、この温泉施設全体が全て手作りだ。

「熊の湯入浴十ヶ条」。コチラに初めて行かれる方は、十分に予習をして向かって頂きたい。例えば・・「湯舟に入っている人が(例えば十人いるとして)半分の人が熱いと言えば水を入れても良いが、二、三人が熱いと言ってもその人達に従わなくてもよろしいです」・・といった具合。

ココの温泉は非常に熱い事で有名な場所なのだ。

募金箱もあれば神棚もある。

そして右上に「毎朝風呂掃除をするので、手伝ってください」という

お願い看板もある。そう、私は今日そのお手伝いにやって来たのだ。

ただ、何時から掃除が始まるのか、よく分からないが。。

多分夜が明けてすぐだろう。

じゃあ、早速湯浴みでもしますか。

誰も居なかったので、ベンチに服を脱ぎ捨て・・

私一人なので沢の水をドバドバ入れて適温とし、

30分位掛けて徹夜ドライブの疲れを湯に流した。。

すぐ横には羅臼川の水の音。

熊の湯貸し切りは最高の贅沢。

AM5時、そろそろ明るくなってきたが、誰も来ない。

私一人では水の抜き方、掃除の仕方全般が良く分からないので、

掃除は開始出来ない。

そうこうしている内に激しい眠気が・・

ゴメン、掃除のお手伝いはちょっと次回に延期・・

羅臼温泉野営場の駐車場で寝る事にした。

二輪四輪ともに10台位停車していた。

金曜日→土曜日の朝なのに利用者が結構多い。

このキャンプ場の面白い所は有料(1人300円と安価)のキャンプ場なのに、

チェックインとアウトの時間が決められていない事。

朝はAM8時から受け付けしてくれる。

真ん中の赤ポッチが管理棟。

右手はファミリーゾーン、左手はフリーゾーン。

いずれもサイトまで駐車場から結構歩かなければならない。

ファミリーゾーン。テント床が設けられており、

各テント床には炭火が出来る様な焚き火台?が設置されている。

 

しかし、これはファミリー用テントを張るには厳しい広さだ。

AM7:30、仮眠後にクルマの中でアレコレ計画を練っていたら・・管理人さんがやって来て。「これからテント張るんでしょ?」って聞かれ、思わず「ハイ」って答えてしまった。

実はテントを張って落ち着くにはまだ早い時間なので、羅臼を後にし、標津の野湯「川北温泉」にでも行って湯浴みし、標津のキャンプ場に泊まって食べ歩きでもしようと考えていた矢先だったのだ。

 

明日に掛けて天候が悪くなりそうなので、雨でも撤収が簡単なオートキャンプ場を利用したかったが仕方ない。もう今日はココでゆっくり過ごすぞと腹に決め、キャンプ場全体を吟味して歩き、駐車場から150m位あるフリーサイトの一番奥に陣取った。遠いな~。荷物運びに3往復したよ。でも静かに過ごせそう。

真後ろは森でヒグマの高密度生息地帯で超怖いけど。

サイトの地面は砂とコケが混じったような感じ。

 

上画像クレイジークリークのチェアは座り心地からカラーまで

とても気に入っており、最近予備で^^;もう一脚を購入した。

ただ、絶版になってから何年も経っているので

探すのが大変だった。価格も定価より高いし。

 

虫はほとんど見掛けない。

8月だったら大量の吸血昆虫に襲われていただろう。

エゾシカの親子がサイト内をウロチョロしている。

さすがは野生の王国知床だ。

エゾシカのジャンプ力は半端ないね。

カールルイス(古っ!)の2倍位は軽く跳ぶだろう。

テントを張ったら、朝食を食べに羅臼の街まで出かける事に。

キャンプ場から数キロの所に街があるので、

気軽に来る事が出来る。

 

GWの北海道一周の時にも来た「純の番屋」さんに来た。

コチラAM8:30からオープンしております。

オープン10分前に到着したのだが、

店内に招き入れて貰い、

コーヒーを淹れてくれた。

こちらの社長は1969年に甲子園に出場したらしい。

(今はなき釧路第一高校)

えーと、何を食べようかな?・・・

 

ウニ・カニ丼(2,800円)で!

このお店には過去2回来ているが、調べてみたら

全て同じものを注文していた。

 

ウニとカニが好きなのよ・・

バフンウニとタラバガニの競演。

特筆はカニ汁。味が深く美味しい。

 フキと昆布の和え物、野菜のお浸しも最高。

また来ます。ご馳走様でした。

 

 

ウニの漁期は同じ北海道でも地域によって違う。

例えば日本海側は6‐9月

噴火湾は12‐5月

太平洋側は11‐1月と3‐5月

オホーツクは3-9月といった具合。

だからこれに合わせてウニをその地元に食べに行くと良い。

外に出ると海の向こうに国後島がハッキリと見えた。

朝食を食べたらキャンプ場に戻る。管理棟でゴミ袋を購入。

ゴミ袋は2種類でそれぞれ100円。分別種類が少なくて楽だ。

この2つとは別に廃ガス缶や廃電池などの無料受け入れボックスもあった。

キャンプ場最深部に鎮座する我がテント。

キタキツネが虎視眈々と食べ物を狙っているので注意が必要。

テントで2時間ほど昼寝をし、

AM11時頃昼食の為にまたしても羅臼の街に繰り出す。

自炊は・・・しない^^;

街の雰囲気を味わいながら食堂を探す楽しみ。。

おっ!? ここ羅臼にも福住さんがあるのか。

チョイと寄って行こう。

もり蕎麦(600円)。安くて美味しい更科蕎麦。

徳利に汁が入っているので、味の調整がしやすい。

徳利なし、蕎麦猪口だけで提供されるお店も結構多いのだ。

汁は甘じょっぱく鰹が効いていて、とても美味しい。

好きなネギもたっぷり。

 

地元に愛されたお店はイイネ。

熊の湯の下の方にモクモクと湯気が上がっているのが見え、

暇なので見学にいってみた。

貯湯タンクがあり、ここから結構な量の温泉が湧いている様だ。

管に水温計がついていたので見てみたら・・90℃を軽く超えている。

湧出時は限りなく100℃に近いだろうね。

このように羅臼川に掛け流しされている。

勿体ない気がするね~。

 

この一帯は無数の温泉湧出箇所があり、

正に大温泉地帯なのだ。

まだAM9時、時間はたっぷりある。

というか何をしていいのか分からん。

普段はアチコチ歩き回り、疲れてテントで寝るだけっていう

パターンが多いので、ノンビリの仕方が難しい。

 

という事でキャンプ場から数キロの

羅臼ビジターセンター」に来てみた。

何たってココ知床は国立公園というか世界遺産だからねぇ。

ビジターセンターに羅臼の間欠泉はコチラって

標識があったので200m位歩いて行ってみたが、

数十分おきの不定期の噴出らしく、諦めてUターン。

最近噴出頻度が減っているらしい。

で、本丸のビジターセンターに行ってみる。

ビジターセンターやそれに似た施設は知床にはいくつもある。

 

施設の目的は何かな~?って調べてみると、

ここ羅臼のビジターセンターのHPにはこう書いてあった。

 

羅臼ビジターセンターは人と自然を結ぶ拠点として

環境省が設置している施設です。

知床の自然・歴史・文化・利用に関する展示や映像、

解説を通して知床国立公園を知り、

その自然を楽しむために必要な情報を提供を行っております。

 

なるほどね・・。

確かに知床の事を少しでも多く知ってから

山登りをしたり、野鳥や野生動物を観察したり

キャンプをしたり、温泉に入ったりすれば更に楽しいよね。

 

何か所かで知床のビデオが放送されていたり、

様々な動物の剥製が展示されている。

左はエゾタヌキ。若干アライグマと似ている。外来種アライグマとの生存競争は大丈夫なのだろうか? 右はイイズナ。夏毛と冬毛バージョンが展示されている。小さいけど基本肉食なので気は荒い。これの仲間でイタチやテンがいるが、ニワトリなどの家畜を襲うので養鶏をしている人にとっては危険動物。

下はよく見なかったがコウモリ。コウモリは鳥類ではなく胎生で乳を与えて育てる哺乳類。イソップ童話で下の様な話があるのは有名な話。

時間があるのでヒグマの剥製を頭から尻尾まで360°じっくり観察。

この施設のど真ん中にはシャチの骨格標本が。シャチもコウモリと同様に哺乳類だ。魚類ではない。オスのシャチは最大で10m、10トンの大きさになるらしい。

動物番組でよく見るが、社会性が強く、大変知能が高いので、集団で上手に漁をする。そしてその方法を子孫に伝えていくので、グループによって漁の仕方が異なるという。しかし、このハリセンみたいなヒレ っていうの!? 凄いね。

羅臼のセイコーマートで適当に食材を買ってきた。

今日の晩御飯は簡単にスパゲティだな・・(やっと自炊)

アマノフーズの牛とじ丼とクリームパスタは家から持ってきたもの。

一応米も持ってきている。

あとお酒は別にクーラーボックスに入れてある。

PM1:30、家から持ってきた薪で焚き火をする。サイトごとに設置された焚き火台というか五徳というか、どうも上手な使い方が分からない。最初五徳(鉄筋)の下で薪を燃やし始めたが、薪を上手く組めないので薪が燃えて行かない。という事で鉄筋の上で燃やす事に。これは焚き火ではなく炭を使う五徳なのかな? だとしても五徳までの高さが結構あるので使うには大量の炭が必要な気がする。

しかし、こんな国立公園の中で火を使える事は大変素晴らしい。が、一歩間違えたら山火事になって取り返しのつかない事になる。

小高い所にテントを張ったので、眺めは素晴らしい。

30m先には炊事場があるので便利だが、

トイレは100mは歩かねばならない。

トイレはとても奇麗な水洗。

入り口に人間感知センサーが付いており、

小便器にはその都度水が流れる仕組みになっているようだ。

 

今回、ビールやらワインを昼間から飲んだので

トイレを10回以上は利用させて貰った。

毎回往復200mは歩くのでいい運動になった。

PM4時、焚き火もひとしきり終わり、スパゲティを作るとする。

まあ作るったって茹でるだけなんだけどね。

片手にはビール。昼間から飲むビールはいいね。

知床の森の中で恍惚の時間が流れていく・・

和えるだけのペペロンチーノにマルティーニのスパークリングワイン。

オマケで画像のワイングラスが付属していたので思わず買ってしまった。

ワインはアスティ・スプマンテというフルーティー(甘いともいう)なもの。

マルティーニカラーのデルタ。1980年代後半から1990年代初めまでWRCで活躍したマシンだ。当時セリカが遂にデルタの厚い壁を遂にぶち破り、その後、WRCはインプやランエボの時代がやってきた。そんな時代もあったよな・・。

 

今、30年の時を超えても尚、私がマルティーニのワインを手に取って飲むって事は、それほど強い宣伝効果があった証拠だ。

ちなみにマルティーニもランチアもイタリアの会社。

デルタHFインテグラーレエボⅡ、確か10年前は相場が350万円位だった筈だが、今さっきカーセンサー見たら750万円だってさ・・凄い高騰ぶりだな。昔欲しかったんだよな~。ブリスターフェンダーが艶っぽい。今見てもカッコイイワ。

(上画像はジャミロクワイのジェイケイが所有していたデルタ)

PM5時には晩御飯の片付けも終わり、イイ感じで酔っているので、ここで睡眠タイム。。PM6:30、突然仕事の電話が掛かって来て起きた時にはビックリした。酔って寝ているもんだから、今、自分がどこにいるのか、何をしているのか10秒位掴めなかった。

 

という事で今度は日本酒を頂こう。セイコーマートで買ってきた常温保存出来る子持ちシシャモが旨い。日本酒にピッタリ。

ラジオもソコソコ入るので、演歌を聴きながらクレイジークリークのチェアに酔いに任せて斜めに座り、グダ~と過ごす。

ランタンはロウソクランタン。久々に使った。雰囲気が出てイイネ。

コンビニでベストカーを買ってきたので、ようかんツイストを食べながら読む。

普段ようかんツイストなんて食べないけど、キャンプの時は何故か食べたくなる。ベストカーはかれこれ33年位欠かさず購読しているクルマ雑誌だ。

最近は過去を振り返る記事が多い。今の若い人はクルマ雑誌なんて買わないだろうから、年寄り向けの記事だね。最近のクルマは昔と比べてエモーショナルなのが減ったなあ。

 

今回の特集は「日産車過去全ての車両対象でランキングを作る」だった。評論家8人がそれぞれの推しグルマを出し、ポイント化してランキングにしている。

 

ちなみに8人の評論家の集計ランキングはこうなった。

1位→S30Z 2位→R32GT-R 3位→R35GT-R 4位→510ブルーバード

5位→初代プリメーラ 6位→二代目スカイライン 7位→二代目キューブ

8位→S13シルビア 9位→初代シーマ 10位→ハコスカ

 

私は若い頃 HR30スカイライン、DR30スカイライン、BNR32GT-R、などに乗った事があり、日産にはいつだって期待をしているのだ。スカイラインはV35の時に完全に死んだけど・・(あの時、あれでGOサイン出した責任者ってどう思っているんだろうね) スカイラインかどうかは別としてもカッコ悪かった。。

 

そこで、私が選ぶ日産車ベスト10だ。

1位→R32GT-R 2位→R35GT-R 3位→S30Z 4位→ハコスカ

5位→Z32 6位→Z31 7位→S13シルビア

8位→二代目キューブ 9位→初代シーマ 10位→S130Z 次点→パオ

 

自分が乗っていた32GT-Rは衝撃度では一番だったと思う。スーパーハイテクで世界中を驚かせたし、レースでポルシェをぶっちぎった。35GT-Rは言わずもがな。

Z32の美しさは今でも通用するでしょ。Z31はVG30ETのを知人が乗っていたのだが、物凄いパワーだった。S13はアートフォース。美しかったね。

二代目キューブは日本が誇る和風デザインのクルマだと思う。結構好きな長寿モデルの三代目は近々生産中止になるらしいが。。残念。

初代シーマはリアを沈めて走り去る姿が兎に角カッコ良かった。

S130Zはマンハッタンカラーに憧れた。尚、S30、S130は2シーターに限る。

パオ・・これ再販してくれないかな・・。マーチスーパーターボ的なエンジンをコッソリ載せて。

毎年一度はパオ専門店(スピードウェルさん)のサイトを覗きに行く。定期的に欲しいなと思い出すのだ。

 

すっかり長話になってしまった^^;

夜にトイレに行く度に自分が真っ暗な森に帰るようで怖い・・

森の中でエゾシカの目がヘッドライトで光るし・・・

明け方、トイレに行く時には後方から「ドドドドドドド・・!」と地鳴りするほどの足音が。腰が抜けそうになるも、エゾシカのご家族の移動でした。

 

AM3:59、yahooの雨雲レーダーを見ると、AM5時位から小雨が降り始め、AM8時には結構な降り方になるらしい。こりゃあ大変だ。駐車場まで150mもある上に、雨具を一切持って来ていない。もう一泊すればイイじゃん、3連休なんだから・・と思う人もいるかも知れないが、私にノンビリは向いていないようだ。急いでご飯を食べて撤収しよう。朝一で熊の湯に入りたかったが諦める。

 

えーと、朝ご飯はコレ。アマノフーズの「3種のチーズのクリームパスタ」。チーズが何種なのかがどれほど重要か知らないが、簡単に済ませる。

で、コーヒーは以前買ったままになっていたUCCのインスタント。いつもモンカフェを飲んでいるが、このインスタントだって結構美味しい。というか外での飲食は全て格別な美味しさになるのだ。

 

ストーブ(コンロ)はPURIMUS 115フェムトを持って来ている。私はこのコンロが大好きだ。小さいのは勿論、着火装置の着火率が100%なのだ。ガス量のツマミを回すのではなく、押す事でカチッと着火出来る構造だ。

他のストーブの着火装置は何故かあっという間に壊れた。

熱湯を100cc注ぐだけ。フリーズドライは超カンタン。

シチューにパスタが入っている感じ。温まる。

スプーンはUNIFLAMEのシリコン製。

これカレーとか食べる時に奇麗にすくえるので使い易い。

AM5:30 出発。休みは明日まであるが、

天候は悪くなる一方だし、帰宅する事にした。

今年は出掛ける度に大掛かりな洗車をしているナ。。

羅臼側から知床峠を登る途中。

羅臼側の方が宇登呂側よりも道路がつづら折りになっていて

ロードスターやバイクを走らせるのが楽しい。

知床峠のバス停前。観光客はゼロ。

早朝はこんな風景に巡り逢える。

羅臼岳もバッチリ。

 

オープンカーは、その土地の空気を

ダイレクトに顔に感じて走る事が出来る。

例えばココだと、硫黄の匂い、海や森の入り混じった匂いがしてくる。

そんな時に遠くに来たと旅情を感じるのだ。

宇登呂の街を見下ろす。

街としては羅臼より宇登呂の方が

ホテルやコンビニも多く栄えている。

 

小雨が降って来た。

楽しいオープンドライブもここまでだった。

宇登呂のセブンイレブンで朝食を買って食べる。

■北見ハッカ記念館(北見ハッカ工場旧事務所)

私が北見市に住んでいた小学生の頃、社会見学で北見のハッカ工場を訪れた事がある。この白く洒落た建物の事はハッキリ記憶しており、ココを通り掛かる度に懐かしくなる。

 

明治から生産していた北見のハッカ、昭和14年には世界のハッカ市場の70%を占めるまでの生産を誇った。

しかし、インドやブラジル産に押され、また合成ハッカも開発され、昭和58年に北見のハッカ工場は閉鎖された。

この建物はホクレン農業協同組合から北見に寄贈され、その後北海道の指定文化財や日本近代化産業遺産に指定されている。

石北峠八合目付近。雲海の中を走る。

石北峠での気分はこんな感じかな?

動画は今年ドイツマツダが初代ロードスターで世界記録

=12時間でヘアピンコーナーを2,900箇所攻略?

=よく分からんギネス^^

石北峠。300kmを走り、自宅に到着したのはAM11時!

昼からは妻と買い物に出掛けたのであった。

1日を有意義に過ごす二毛作な日程は早起きの賜物。

 

ではまた^^/