AM3時、風雨が強まりテントを叩く雨音で目が覚めた。

昨日買っておいた朝飯前の朝食^^;を頂く。

AM5時過ぎ、出発。周囲に迷惑を掛けないよう、テントを静かに撤収し、エンジン始動と共に発進した。

キャンプ場の入り口で記念撮影。

天気が悪いなあ。今日はどんな一日になるのだろうか・・

かけ流し温泉「野付温泉浜の湯」さんに立ち寄る。

早朝なので当然開店していない。ここは質素な温泉施設なんだけど、雰囲気が良くてとても好き。

昨日、本当は尾岱沼のキャンプ場の利用も候補に挙げていたんだけど、その場合はこの温泉に入浴出来るなあと楽しみにしておりました。残念。

そして、その尾岱沼ふれあいキャンプ場に立ち寄ってみる。

デジカメをオートにして撮影すると手前のガラスの水滴に反応してしまいピンボケに。まあナチュラルモザイクで都合良いか。

フリーサイトはライダー達が強い風雨の中、撃沈しておりました。大変だ。

私が利用したかったバンガロー。入場料300円+バンガロー2,500で借りられ、とても安いのだ。以前一度利用した事があります。

海岸側のサイトに行ってみる。風が強くてひしゃげて居るテントが多数。

センターハウス。

野付半島を走る。風雨が凄くて気乗りしないが仕方ない。往復30キロ位?

両サイドすぐそこが海ですから。

陸地が最も狭い場所で数十メートルしかないらしい。

こんな天候の中、はっきり言って怖い。

 

野付半島 ~ウィキペディアより抜粋~

半島の付け根にあたる部分が標津町に属し、その先の大部分が別海町に属する。半島付け根付近には民家が存在するものの、別海町に属する先端部に民家はほとんどなく、野付半島ネイチャーセンターと、漁業関連や土木・建設関連の資材置き場が存在するのみである。

野付半島・野付湾は、湿地の保全に関するラムサール条約に登録されている。

野付半島の衛星画像

トドワラ。風が強くて雨が入り込んで来るので窓すら開けられない。

トドワラはトドマツ林が、海水面の上昇、または地盤の沈下によって枯死したもので、荒涼とした風景が観光名所になっております。

一般車両の行き止まり地点。Uターンします。お疲れでした!

そして次の視察地、「しべつ海の公園オートキャンプ場」に向かいます

ここも昨日の宿泊地候補でした。

キャンプ場すぐそば、上画像右の「あけみ」さんというお店はここで以前キャンプをした際に利用したお店です。

画像では分かり難いですが、オートサイトは一杯です。昨日予約の電話をした際に「ああ、ついさっき最後のサイトが埋まりました」・・って聞いてガッカリしたのです。

フリーサイトの様子。テントの一つが強風で倒壊寸前になっております。

上画像、奥は蕎麦の「福住総本店」です。手前は「長谷川菓子舗」さん。これらのお店も以前キャンプをした際に利用しました。(その時もキャンプなのに自炊していないんかい!^^;)

続きましては「純の番屋」さんです。「北の国から2002」で使われた番屋のレプリカが飲食店になっております。

ここの横をAM8:30に通りがかった際、どうもお店が開店したっぽい雰囲気を感じたので立ち寄ってみましたらやはり営業しておりました。

店内は漁師グッズで賑わっております。

海鮮もののメニューがズラリ。

うに丼が2,980円ですから、それほど高くはありません。

私が注文したのはウニカニ丼(2,500円)。このお店は2度目の利用なんだけど、付け合わせのおかずも美味しいんです。

ウニカニ丼の影に隠れているのは昆布とフキの煮物。カニ汁の上にあるのがホウレン草とニンジンを白菜で芸術的に巻いたおひたし。

帰りに店員さんにお尋ねしましたら、おかずもアレコレ考えて丁寧に作っているんだって。なかなか出来ないことです。素晴らしいです。

その後、瀬石温泉を見に行ったり・・

相泊温泉を見に行ったり。。

詳しくは→のサイトをご覧ください。今日の相泊温泉

5/1時点で温泉の湯舟は完全に埋まっております。

通り掛かりにルサフィールドハウスに寄ってみました。初めての訪問。

知床岬や知床岳など普段一般の観光客が訪れない地域を利用する登山者やシーカヤッカーに対し、ルールやマナーを含めた情報提供をしてくれる所です。一般の旅行者に対しては、知床の自然について勉強できるところになっております。

職員の方がVTRや資料を使って様々なレクチャーをして下さいます。

山中でヒグマに出くわした方が、ヘルメットを放り投げて逃げて事無きを得た際、後でヘルメットを回収しに行ったら、ヒグマが噛み付いた跡があったと・・。

かなり大きく口が開く事が分かりますね。

羅臼特産の昆布はランクごとにバンドの仕方が変わるらしい。

ややこしいな。。。

昆布ばかりの画像ですが、他にもホエールウォッチング用の見学場所があったり、様々な動物等の展示物もありますので、結構楽しめます。

職員の方も親切です。そう言えば2年前に羅臼の海岸で一人キャンプをした際にクジラの死体がキャンプ地から離れた海岸に上がって、そのためヒグマがそこに集結した(→つまり私のキャンプが安心だったという事)という話についてお聞きしましたら、それも把握されておりました。

続いては「羅臼温泉熊の湯」です。知床横断道路の道中に存在します。

言わずと知れた北海道では最も有名な野湯ですが、湯舟やその周辺は地元の方々によって日々整備・管理されております。ロードスターの後方にその野湯がありますが、日中は混んでいるので入浴はパスします。

赤〇の所に湯舟があります。夏には草木が生えて道路側から見る事は出来ません。

私が10年位前に撮影した熊の湯です。今でも基本は全く変わっておりませんが、

当時はベンチもあったり、ホノボノしていました。

知床横断道路を知床峠に向かって走ります。

この横断道路は冬期間は積雪により通行止めになっております。GWに合わせて除雪車が開通させるのですが、ウトロ側と羅臼側双方から除雪を進めていきます。

雪が多い年の場合、GWに間に合わない事もあったりします。

尚、毎年の除雪の状況は北海道開発局のHPで毎日確認する事が出来、進捗を確認するのも楽しいですよ。

■知床峠■

強風と雨でとても外に出られず・・ようやく撮影した知床峠の石碑がピンボケで写っております。

当然羅臼岳なんて霧で全く見えません。残念。

ウトロ側(オホーツク海側)は天候が回復してきました。幌を開けて走ります。

続いては能取湖です。時間が押しているので、とりあえず来ただけ・・・^^;

上画像)この場所がいくつもの映画の舞台になった事が紹介されております。

岬の灯台が見えます。

ここで撮影をしていたら、外国人の方々が乗った観光バスが到着し、何人かが私の事(たぶんオープンカーに荷物満載だから)を撮影してきました。恥ずかしいので手を振りながら(お互い手を振りました)この場を去りました^^/

能取岬すぐそばのスペースで記念撮影。

能取湖の湖畔を走ります。天気が回復してきました。

さあ、ここからは何も考えずひたすらドライブです。

右手にオホーツク海。某国のゴミが流れつく日本海側に比べて圧倒的にゴミが少ないですね。

それに適当な場所に車を止め、その横でテントを張ってキャンプ出来そう。

日本海側って意外とそういうスペースが少ないのです。

朝日を見るキャン、今度やってみよう。

本日のゴール、クッチャロ湖に近づいて参りました。

本日はこの旅最高の536kmを走りました。

クッチャロ湖が見えてきました~

この湖は渡り鳥の中継地点で、白鳥をはじめ様々な鳥を見る事が出来ます。

こちらはフリーサイトしかありませんが広々としてとても良い雰囲気です。

で、テーブル付きの場所をゲット。すぐそばにトイレや炊事場があり、人の往来が多く、皆さん避けている場所なんですね~。ただテーブル付きだと何かと便利ですし、寝るだけなので目をつぶって設営。

 

9年前に北海道一周した時も最終日の宿泊地はここでした。

でも当時はキャンプする人がほとんどいませんでした。

今回は10連休+キャンプブームなんですね~。30組位はテントを張っております。

キャンプ場に隣接する宿泊施設「浜頓別温泉ウィング」さんで日帰り入浴とレストランで何かを頂きます(また自炊なし!)

入浴後、レストランで食事・・と思ったのですが、丁度PM6時で宿泊客の方の食事時間と被ってごった返しており、近くのコンビニで何か買ってくる事にしました。

セイコーマートで色々と・・明日の朝食分もあります。

最近キリンラガービールが美味しいんですよね~。

PM8時には就寝です。。また明日・・

 

 

6日目に続く