北海道一周旅行も中盤になりました。

キャンプ場のゲートはAM6時に開くのでそれまでに準備を済ませます。

朝食は前日にコンビニで購入しておいたパンやおにぎり。そしてモンカフェ。

AM6時に出発。

このキャンプ場は雰囲気が明るくもなく、かといってくすぶっているのでもなく、玄人っぽい、実に落ち着いたものがあります。

特にライダーやチャリダーにはお勧めです。シャワーやコインランドリーもありますし、ゆっくり休めます。

オートキャンプ場となっていますが、私はこのキャンプ場ではフリーサイトしか使った事がありません。一人310円です。毎回全く問題ないのです。

キャンプ場を出てすぐの場所。春なのに景色が茶色です。それほどこの場所の環境が厳しいのでしょう。高い樹木もほとんどない。高い樹木が見当たらないのは一度人間が薪やパルプとして使う為に伐採を重ねた結果です。その後人間は植林事業を開始しました。恐らく右手の樹木がそれでしょう。

襟裳岬を海岸線に沿って東に走ると、そこは黄金道路と呼ばれる道になります。

昭和初期からこの海岸線は繰り返し整備されてきました。

切り立った崖に道路を通すのは困難を極め、莫大に費用が掛かってしまった事が道路の名前に由来します。

現在の黄金道路は昔と違って長大トンネルの開発によって例えば荒天時に波を被る箇所が減ってしまいました。日本海側、雄冬辺りも同じです。

従って、走っていてもそれ程楽しいものではありません。毎日の安全性と一時の楽しさは相反するものです。

道路脇の小高い丘に登ってみた。この場所に樹木は見当たらない。

釧路市にやって参りました。目的は「和商市場の勝手丼です」

今迄何度食べたか分かりませんが、とりあえず外せないでしょう。

地下駐車場に駐車します。何故かこの一番入り口に近い所に駐車出来る事が多い。

勝手丼のシステムはこうです。

①好みの量のご飯を好きなご飯屋さんで購入する。酢飯の場合は割高です。

②ご飯やさんとは別に魚屋さんが幾つかあるのでそこでネタをセレクトする。

私は朝飯前の朝ご飯を食べていたのと、この後にも何か食べるつもりだったので、最も小さなご飯を選んで、そこに好みのネタを注文します。

注文の中身はこうだ。ごはん(酢飯)170円、ボタンエビ450円、ウニ400円、マグロの赤身200円、キンキ300円、タマゴ50円。しめて1,570円です。

決して安いものではありません。まあレジャーですね。

ネタは市場の意地で新鮮で抜群です。

私の中でトップクラスに大好きな「来止臥(キトウシ)野営場」に立ち寄ってみる。但し、この野営場のオープンは7月なのでまだ利用できない。

数百メートル林道を進むと・・

素晴らしい景観。息を飲むとはこういう事だ。

かつて私は2度この野営場を利用した事があるが、環境だけでこれほど満足出来る場所は北海道に無いと言ってもよいでしょう。

ただ、天候が良い日が少ない場所なので、注意が必要です。この地域特有の霧が掛かると周囲が何も見えなくなります。

炊事場です。割と新しいので何の問題もありません。トイレは画像奥にありますが、こちらも新しく清潔ですので女性が利用しても文句は出ないでしょう。

暫く佇んでいると、白い旭川ナンバーのジムニーがやってきました。

運転手さんは何と私の家から数キロの所にお住まいの方でした。こんな300キロも離れた場所でお会い出来るなんて奇遇ですね^^

お子さんが風邪を引いたとかで、単独で車中泊ドライブ中だそうです。

※多分翌日に野付半島ですれ違いましたよね!?

ここは・・

浜中町の「なぎさのドライブウェイ」です。その名の通り砂浜が締まっているのでスタックする事無く水辺ギリギリを車で走る事が出来ます。日本では能登半島の千里なぎさのドライブウェイとここでしか体験できません。

ただ、私のロードスターはFRですし、万一埋まっても周囲に誰もいないような環境なので、水辺からかなりのマージンを取って走らせました。

 

この渚のドライブウェイ、所在は特定できるのですが、どこから海岸に出るのかが分かり難いです。それと所詮砂浜ですから、万一埋まってしまうと一人では手に負えなくなりますし、また満潮干潮でも現場の状況が刻々と変わりますので色々と注意が必要です。

今回の旅の移動中に目の前を鹿が横断し、衝突しかけたのは2回。うち1回は10頭位の集団横断で、死ぬかと思いました。バイクだとかなり危険ですね~。

納沙布岬です。まあ一言言っておきましょうか。「北方領土を返せ~!」

根室のご当地グルメと言えば「エスカロップ」です。ケチャップライスまたはバターライスに豚カツを乗せてドミグラスソースを掛けた料理の事を言います。

そしてこの画像奥に見えるニューモンブランが、その原点に一番近い店と言われております。

しかし!私が到着した2時過ぎには「準備中」の札が入り口にぶら下がっておりました。食べログ情報では3時までやっている筈だったんだけどな~。残念。

納沙布岬に行く前にも立ち寄ったのですが、観光客でごった返しており、後回しにしたのがいけなかった。。

もうそろそろ本日のキャンプ地を決めなければならない。しかし過去の経験からどのキャンプ場も問題なく宿泊できると思ったら・・

一応、根室や標津や尾岱沼のキャンプ場に電話し、オートサイトかバンガローの空きが無いか確認したところ(フリーサイトだとゆっくり出来ないと判断)「本日は大変込み合っており申し訳ございません」との回答が・・10連休のパワーと最近のアウトドアブームがまずい状況を生んでしまった。あああああ・・・・

やむを得ず一番近い「築拓キャンプ場」に乗り込んだ。

このキャンプ場が気に入らないのではない。むしろ大好きなキャンプ場だ。

ただ、次の日の予定を考えると、少しでも行程を進めておきたかったのだ。

そう言えばこのキャンプ場のフリーサイトって事実上オートサイトだったのを忘れていた。入場料700円+サイト利用料800円=1,500円を支払い入場。

ホッとしました。

敷地内にミニ動物園や雑貨屋、ファストフード店、それにレストランがあって大変充実している牧場です。

残念ながらレストランはこの日3時で閉店していた為、ファストフード店の方で、「牛筋肉の煮込みカレー(600円)と特製牛乳(300円)を頂きました。

カレーも牛乳もほっぺが落ちそうな位美味しかったです。

シャワーを浴びて・・

ミニ動物園のヤギを観察して

チョロチョロとおやつを食べて午後8時に就寝(早っ!)