■朱鞠内湖ワカサギ釣り3  2012年3月17日

私のワカサギ釣りは朱鞠内湖でまさかの釣果0匹から始まった物語。

剣淵の桜岡湖では確かに釣れにくい湖なのではあるが、幾度も辛酸を舐める事になる。そして今回、夢の釣果3桁を達成する為、3月末でシーズン終了となる朱鞠内湖へ向かうのであった。

 

しかし、朱鞠内湖のスタッフブログで中には一人で650匹釣りあげている人がいる。こんな事が本当に可能なのだろうか・・・

だってさ、仮に10時間釣った場合(開場午前6時から閉場午後4時まで)、1時間当たり65匹だぜ?1分間に1匹以上だもん。もしこれが実働6時間なら1分間に1.8匹以上だぞー。。信じられん。

AM4:30 朱鞠内湖ゲートに到着。5時45分が開門だから少々早く到着してしまった。朝は3時頃出発。途中コンビニでおにぎりやパンなどを買い込んできた。脇の駐車場に車を停めてひと眠りする。

5時半過ぎに起きたら既に入門の為の行列が出来ていた。10番目位に並んだ。

みんな好きだねぇ。

気温は-5℃位。

さあ、大海原ならぬ大湖原へ出撃だ。

前回は弁天島で釣ったが、今回は弁天島裏にした。歩いて十数分かかる場所。スノーモビル輸送(有料)はAM7時から運転開始なので、仕方なくテクテク歩いて現場へ向かった。

仕掛けの色々。その時の気分、もとい鋭い野性の勘で色々替えている。

エサはいつも良く使うサシ虫各種に今回初めてラビットを使用。チャバネトゲハネバエの幼虫らしいがサシの倍の一袋250円位。

試しに家でこのサシ虫がどうなるか暖かい所に置いていたら、(家族に内緒でコッソリ自分の部屋で成長の様子を見た)やがてさなぎになり、白サシは普通のハエ。紅サシは金バエになった。

 

過去に2回ほどブドウ虫(ハチミツガという蛾の幼虫)も使ってみたが、体が太すぎてグチャグチャになり使いにくかった。

 

尚、今回餌は20分おきに色々交換しましたが、餌の違いによる釣果の違いはないと思う。よく釣り場の周囲の人は白サシより紅サシの方が釣れるとか、釣れるようになったとか言っていますが、私にその違いは体感できません。値段の高いラビットも同様です。

ただ、新しい餌は食い付きが間違いなく良いです。私は餌を針に刺した後必ず体を切って釣っていますが、新しい程よく釣れます。

AM6時30分 釣り開始。テント内はプラスで暖かい。

 

釣り始め直後からAM11時位まで結構なペースで釣れ、忙しくて画像はなし。

AM11時。急に音沙汰が無くなり、魚群探知機を持って来ていた事を思い出し引っ張り出して測定してみた。

尚、この魚群探知機はアマゾンで返品交換してもらったものです(前回アマゾンで買ってみたものが不良品だった為)

アマゾンは返品も快く受けてくれたばかりか、こちらがオンラインで返品交換要請を出した途端に商品を送ってくれる素早さでした。

 

この魚群探知機の主な機能

・水深・どの深さを魚が泳いでいるか・どれ位の数で泳いできたか

・底の地形・魚が泳いできたらアラームでお知らせ

 

とまあ面白そうな機能が付いている。急に釣れなくなったのでチョイとコレで遊んでみる。非常に興味深い解析がされる。いつもベタ底で釣っていたが、実は底以外にも万遍無い水深でワカサギが泳いでいる事が分かる。

 

ちなみに(上写真)水深4.2mと表示されていますが、氷の厚さが1.5m位あるので、この地点の水深は地上からは5.7mという事になります。

この場合底に近い所にワカサギが泳いでいると判断出来る
この場合底に近い所にワカサギが泳いでいると判断出来る

午後からは余り釣れなくなり、魚群探知機は片付け、竿先とにらめっこしながら数時間アタリに対する集中を絶やさぬ様頑張る。

集中して釣っていたので写真も撮りませんでした。

午後4時終了。9時間半の長い戦い。。そして問題の釣果は・・・

180匹!です。とりあえずホッとした・・^^;

本当は200匹行きたかったのだけど、、、午後2時からはいよいよ釣れなくなってしまって・・。

ま、しかし目標にしていた3桁も達成出来たのでこれで良し!

 

思えば3ヶ月のワカサギ釣行は意地と気合!?の日々でありました。竿、仕掛け、餌、技術、釣り場、研究に研究を重ねた日々でも御座いました。

 

「○○○匹釣った事がある」と他人が言うのは、ギャンブルで○○万円儲かった事がある。というのに近いかも知れません。毎回必ず釣れまくるという事はごく一部の達人を除きないと思います。周囲の人に色々聞いてみたのですが、年に1回位しかワカサギ釣りに行かない人はゼロとか10匹などと言う釣果の人も珍しくありませんでした(特に剣淵桜岡湖ではね) 。先ほどのTVでもタカ&トシが阿寒湖でワカサギ釣りをやっていましたが、2人とも1時間で釣果ゼロでした・・。) 

 

■私が学んだワカサギ釣りのコツ■

①釣る場所。これが兎に角大きい。沢山釣れる湖を選ぶのが第一歩。

②釣れるポイント。情報がモノをいう。

③釣る技術。誘いの方法、僅かなアタリに対しての反応には熟練がいる。

 魚のいる棚を的確に感じられる事も必要。

④釣る道具。感度が良い竿を使うのが良い。数を釣るなら電動リールを

 使うと良い。

⑥餌の付け方。サシなどを魚が引っ掛かる様に付けるのは意外と難しい 

⑦流れる様な動き。「釣れた魚を針から外す・餌の交換」を流れる様な

 動きで行なう。時間が掛かっていたのではチャンスを逃す。

 ましてや仕掛けを絡ませていたのでは話にならない。

⑧集中力。適当にやっていたのでは適当にしか釣れない。

 

 

  ワカサギ釣り・・ではまた、来年・・・^^

 

ん?3月31日、朱鞠内湖のワカサギ釣り終了日、1時間限定、定員50人の釣りトーナメントがあるだとぉ・・!