今回は今年2度目の「道立宗谷ふれあい公園キャンプ場」に出掛けます。
つい1か月前に行ったばかりなのですが、再び行く理由は、高校の頃の同級生K氏の所へ遊びに行った際に、キャンプに行く約束をしたからで、K氏はキャンプ経験がほとんど無いので、より安心出来る設備が整った所が良いと思ったからです。
K氏は顔出しはしませんがイメージはこんな感じ。(内輪でしか似ているかどうかは分かりません。すみません)
ChatGPTに昔から似ていると言われていたアルフィーの高見沢さんの髪を短くして黒くした感じ・・と注文したら出てきた画像。
ちょっとCITY HUNTERの冴羽獠に似ていてカッコ良過ぎな感じもしますが、まあ概ねこんな顔です。
高校1年生からの付き合いで、計算してみたら何と39年になります。いつの間にか年を取った訳だ・・。
この駅はNHKの朝の連続テレビ小説で「すずらん」の舞台になった駅で、「すずらん」では「明日萌駅」として登場します。
主演は(故)遠野凪子さんでした。(画像はNHKさんのHPより引用)
遠野さんは今年7月に亡くなったばかりです。波乱の人生だったらしいですね。ご冥福を祈ります。
ところで。私のロードスターに四角くて大きい荷物が載っているのが見えると思いますが・・。これはK氏が持ってきたシュラフ(寝袋)です。
キャンプ道具一式は全て私が用意するので、着替えとシュラフだけ持って来て・・と言ったのですが、私が今まで見た事もない大きさのシュラフだったのです。
予備の布団として使っていると・・。ロードスターの積載はいつもギリギリなのに、まさかこんなに大きなシュラフを持って来るとは思いませんでした。
やむを得ず、幌を畳んだ上に無理やり載せています。
気になったので帰宅後調べてみました。商品名は「コールマン マルチレイヤー スリーピングバッグ」というもので、上の画像を見て分かる通り、収納サイズは52×29×38cmと、シュラフとしては規格外に大きいのですが、3つのレイヤーの組み合わせで気温は+12℃から-11℃まで柔軟な対応が出来るスグレモノ。
使っている様子はそのまんま布団でした。収納に余裕のあるハイエースなんかに積んでいると4シーズン使えて良いですね。
さて、駅の話に戻って・・
この駅舎は現在そのまま保存されていますが、このまま10年、20年と維持される保証はありません。建物は更に老朽化し、人々の記憶からドラマの記憶も薄れて行き、いずれ解体となるでしょう。
現在のホームの様子。ケガ防止の為でしょうか。パイプで立ち入りが制限されています。施設管理者の責任を問われないようにという考えからでしょうが、いかにも日本らしい発想です。
2022年、私が立ち寄った際のホームの画像です。たまたま列車が停車しました。
もう二度と列車が走る事は無い・・
秋の気配と相まって、寂しさが込み上げてきます。
日本海側に出て、オロロンラインを北上します。
風が強く、波は荒れ気味。
しかし、青空が出てオープン日和です。
昼食はいつもの「グッドマン」さん。
十割手打ちの蕎麦を頂こうと立ち寄ったのですが・・、
ちょうど正午なのですが、蕎麦を今まさに打っている最中だと。。
大谷選手が映るTVの向こうでオーナーが蕎麦を打っています。しかし、提供まで20~30分は掛かるという事だったので、天丼を頂く事にしました。
天丼(税込1,150円)。蕎麦が食べたかったのですが、天丼も美味しかったです。
続いては天塩の「ウノカフェ」さん。
私は今年3回目の訪問です。マツコの知らない世界で紹介された絶品ソフトクリームをオッサン二人で頂きます。
こちらのお店で提供される乳製品はモチロン全てこちらの宇野牧場で飼っている乳牛から採れたものです。
こだわりが凄く、牛は全て放牧し、自由に牧草を食べているため、濃厚でありながら爽やかな風味が特長です。
本来牛が食べない穀物を与え、ブロイラーの様に管理されている牛は自然分娩も出来ない、短命である、など不健康な状態にあるそうで、そういった効率的飼育方法に真っ向から挑戦をしているそうです。
最高レベルのソフトクリーム(税込み500円)です。
見た目からして美味しそう。
もういよいよオトンルイ発電所も最後を迎えるのでしょうか?
上画像)幌延風力発電㈱さんのHPより引用
幌延風力発電㈱さんのHPによると、当初2023年から順次解体する予定だった風車は、2027年3月まで延長となったそうです。
高さ99メートルの風車が3キロに渡り28基も並んだ壮観な風景が無くなるのは寂しいものです。
夏が終わり、秋が来る。
この寂しい流れはオープンカーに乗っているからこそ
体全体で感じられるものです。
いつもの利尻富士が見えるポイント。
250キロ走って宿泊地の「宗谷ふれあい公園キャンプ場」に到着です。
散歩に行ったK氏が興奮気味に「シカが場内を群れで歩いている!」と。
このキャンプ場に限らず、北海道のキャンプ場にはシカがつきものなので珍しくはありませんが、初めて見る人は人が開発した場所でシカがノンビリ草を食んでいるというのは違和感があるのでしょう。
午後5時から宴会を開始し、焼き肉を食べ、ビールやワインを沢山飲んで、楽しいひと時を過ごしました。
高校時代の友達数人とは今でも時々会って飲みに行ったり、カラオケをしに行ったりするのですが、そう言えば静かな場所でじっくり話した事は無いですね。
高校に入学した頃の話、学校祭の話、皆で留萌の海にキャンプに行った時の話から始まり、麻雀の話(高校生の頃既にハマっていた)、大人になってから10年間、ボウリング場に週2回ペースで通っていた話、仕事や家族の話、積もり積もった話は実に新鮮でした。キャンプ場での飲み会も良いものですね。
今度は他の同級生も誘ってキャンプに来よう!という事で宴会は終了しました。
翌日AM5時。気温は20℃もあります。
9月末の稚内としてはかなり暖かいですね。
シカが場内をうろついています。
朝はホットサンド。チーズやハム、ポテトサラダを挟んで。
AM9時にキャンプ場を出発。
ノンビリドライブしながら帰宅の途につきます。
再びオロロンラインを南下。
もう完全に秋。空が高いです。積乱雲があった頃が懐かしい。
同級生と昔を懐かしむ旅という事で、ロードスターでは昔聞いていた邦楽・洋楽をかけまくって走ります。
・・Dreamin' アスファルト泥だらけのクツあふれ Dreamin' 灰色の風から俺たちは生まれ ボルト&ナットのしくみで組みこまれる街で 爆弾にはなれない OH NO!
ボビーコールドウェルも・・
ピートバーンズも天国に行ってしまったな・・
こんな気持ちじゃ、気が狂いそうさー、Tell Me Why、、
来る時も思ったのですが、小平町の看板が変わっている・・
小平町のPRキャラ「おび丸」だそうです。
この看板は小平町の臼谷(うすや)と鬼鹿(おにしか)にそれぞれ建っていたのですが、今年の8月、20年ぶりにリニューアルしたそうです。
元々の看板は「クビナガリュウ」の絵。私はこの絵がとても綺麗で好きでした。
化石がかつて小平町で見つかり、町のシンボル的存在となっていたのです。
20年間お疲れさまでした。
そして旅の締め括りに私の大好きな「からくれ」さんに立ち寄り、
蕎麦を頂こうと思います。
PM1時に伺ったのですが、なんと蕎麦が売り切れておりました。残念。
という事で、今年春に伺った際の画像を載せておきます。
上品な細麺の蕎麦と・・。
オリジナルのスイーツが同時に頂ける、夢のようなお店なのです。
落ち着いた店内。
テラス席では海を見ながら食事が出来ます。
冬季(1月~2月)は休業しますのでご注意下さい。
(小平町のスキー場で営業しています)
今回の旅では2回も蕎麦を食べ損ねてしまいました(グッドマンさん・からくれさん)。気を取り直し、最後の〆は留萌の富丸さんで海鮮丼を頂きます。
メニュー。今回は海鮮特上ちらしを頂きます。
久々に富丸さんに伺いましたが、相変わらずもの凄いボリュームです。
アワビが1個丸ごと載っていて驚きましたが、何故かウニはありませんでした。
特別ウニが食べたい訳でもありませんが、今では特上ですらウニは載らなくなったのかー。
ただ、ネタは新鮮で、非常に美味しかったです。
さあ、本年のロードスターでの活動時間もいよいよ僅かとなって参りました。
次回があるのかないのか!?
ではまた!^^/