先週末に引き続き、今週末も天候不良。平日はやたらと天気が良いのに何なんでしょうか。
雨の中テントを張るのは面倒。キャンプ中も厄介ですが、帰って来てからの片付けが兎に角大変になる為です。
しかし、そう言えばアウトバックで車中泊をするつもりで車内グッズを用意していたのですが、すっかり忘れていました。今回暑さも一段落しているようですし、車中泊をやってみます。
車内グッズ・・シートの間の隙間埋めの自作品の板と助手席後部の簡易テーブル
自作の板はYouTubeで作り方を参考にして作成しました。
通常、こういった隙間埋めは脚付きが一般的ですが、ヘッドレストからの吊り下げ式なのが特徴です。
これにより足元のスペースが有効活用できます。
簡易テーブルと簡易トイレ(凝固剤付き)はamazonで購入しています。
これでどこでも車中泊が可能になります。
アウトバックの荷室長はかなり長く、運転席を前に出さなくても荷室部分だけで足を伸ばしてラクラク寝る事が出来ます。
ちなみに使い方は以下の動画を参照して下さい。
この方、スバル好きで色々なスバル車を買いまくり、他にボルボなども所有するお金持ちの方の様です。
助手席後部の座席の使い方(乗降の仕方)は7:00辺りから
今回の宿泊地予定は「ほろかない湖公園キャンプ場」です。幌加内の町から近い位置にあり、食べ歩きに持って来いなのです。
画像がピンボケ・・OM-SYSTEMのTG-7のオート撮影はピンボケが多くて困る。
(老眼で撮影後の画像チェックをしていません)
こちらのサイトはフリーとオート(2つのみ)があるのですが、大きな欠点はスマホの電波がギリギリ届くか届かないかという場所であるという事。
まあ、ほぼ届きません。
しかし私のスマホは最近CMで良く見る「au Starlink Direct」 が適用されており、空が見えれば衛星電話が使えるはずなのですが、これも微妙につながらない。
こちらのキャンプ場は過去に2~3度利用した事があり、貸し切りかそれに近い状態で利用出来るのが良いのですが、さすがにスマホが使えないのはちょっと・・という事で別なキャンプ場に移動する事にしました。
車には大量のウシアブ(吸血アブ)が集まってきました。
これは雨が降ればいなくなるので今回は問題ないです。
なかなか良い場所なんだけどなあ・・
キャンプ地の選定は後回しにし、とりあえず幌加内の町に来たので、蕎麦店を何店か回ろうという事に。
まずは「そばごう」さん。最近出来たお店で初来店です。
こちらのお店、「北空知信用金庫 幌加内支店」の旧店舗を使っています。
調べますと北空知信用金庫 幌加内支店は令和4年までこちらの店舗を使い、今は幌加内町役場の建物内に引っ越ししているようです。
同じ幌加内の蕎麦店の「霧立亭」さんは旧添牛内郵便局の建物を使っております。
店舗内。今日は雨の為、客足はまばらです。(この辺りの蕎麦店は休日にライダーを中心とした観光客で賑わうのですが、天気が悪いと大きな影響が出るようです)
元信金の建物だけあって、右には分厚い扉の金庫室がありました。ちょっと分かり難いですが、丸いシルバーの金属が3つ見えるのが開いている扉の側面です。
メニュー。一般的な価格ですね。
もり(750円)を注文。量は少なく見えますが、そんな事はありません。
細く切られた麺は上品なお味で、出汁は少々辛めのカツオが効いた私好みのものでした。おススメ出来るお蕎麦屋さんです。
続いては「雪月花」さんです。こちらのお店には今迄かなりの回数来ています。
濃い口せいろそば(990円)。段々値段が上がっていくなあ・・。
ちょっと高い気がするけど・・。
麺が少し緑色なのが特徴です。
続きましては「そば屋八右ヱ門」さん。こちらも雨のせいで閑古鳥が鳴いています。天気が良いと入店待ちで列が出来るほどなのです。
こんなに空いているのは初めて。
お一人様用の席からは庭の紫陽花の鑑賞が出来ます。
こちらのお店は周囲のお店に比べて元々高めだと思っていましたが、雪月花さんの価格高騰により普通の価格に思えます。
もり(800円)を注文。こちらは安定の美味しさ。店員さんも感じが良くて、楽しく食事が出来ます。
さて、今回の3店舗で最も好きな蕎麦は「そばごう」さんです。細切りの丁寧で繊細な麺は蕎麦の香りも良く、蕎麦つゆも好みでした。次点は「そば屋八右ヱ門」さん。とても美味しいのですが、麺が短く切れているのが多かったのが残念。
「雪月花」さんが美味しくない訳ではありませんよ。
どのお店もとても美味しいですが、今回私が順位を付けるとしたら・・の事です。
過去には「幌加内そば食い倒れ旅」と称し、幌加内の蕎麦店を一気に7店舗回ったことがあります。→こちらをご覧下さい。
7店舗回った後はお腹が一杯で朱鞠内湖のキャンプ場で寝込みました。今はもうこんな無茶は出来ません。
蕎麦を食べてから車内で数分間どこのキャンプ場に行くのか検討。車中泊をするのでその辺の林道で寝ても良いのですが、最近ヒグマの出没も多く、油断が出来ないし、風呂にも入りたいので普通のキャンプ場を探します。
結果、一番近い「朱鞠内湖畔キャンプ場」に。1人1泊1,000円です。
何年ぶりの利用だろうか・・。調べましたら8年前の2017年に「北海道経済」さんの記者とキャンプをしていました。→当時の様子
懐かしいですね。
キャンプ場の管理人さんは「今日明日と雨のせいで、ほとんどお客さんが来ない」と嘆いておりました。
実際、私のキャンプしている場所から見えるキャンパーは100m先と200m先の僅か2組だけでした。
天気が良ければ上の画像のスペースというスペース全てにテントが張られます。
このキャンプ場の多く(第2サイトと第3サイト)はサイトが芝生ではないので雨が降ると上の様な状態になってしまうのです。つまりドロドロの泥んこです。
しかし今回の私は問題なし。タープを張って車中泊なので。
雨の中、カッパを着てタープを張りました。カッパの外側が濡れるのは当然ですが、内側も汗でベチャベチャ・・
タープはテンマクのムササビウィングです。
予想外にも汗でビチャビチャになったので5分100円のコインシャワーに。
我がキャンプ地からはメチャメチャ遠いので車で来ました。
良く行く豊富の兜沼公園オートキャンプ場では無料で入り放題なので、100円を払って5分間のタイマーを確認しながらの利用は何ともあずましくない。(北海道弁)
ともあれ、サッパリキレイになりました。
晩御飯は炭火で焼いた餅料理各種を予定していましたが、雨の中で炭を熾すのも面倒になり、明日の朝食として用意していたホットサンド(マカロニサラダ)を夕食とすることに。
ホットサンド、実に久しぶりだ。ホットサンドメーカーは3つもあるが、1つは家庭用となり、あとの2つは棚にしまったままだった。
最近はコンビニのサンドイッチばかりだったなあ。
シードルと共に頂きます。
まあ、暖かい食べ物は美味しい。
寝床づくり。とりあえずこんな感じで。失敗したのが上の動画にあるような助手席後部の座るスペースを設けなかった事。
助手席後部の座るスペースが特に大事なのはクルマからの乗り降りの時にそこから出入りするから。
上の画像の状態で雨の夜中にトイレに行きたくなったらもう大変でした。
電動リアゲートから乗り降りすれば良いと思うかも知れませんが、明かりを付けて開口部の大きいリアゲートから乗り降りすると蛾が明かり目掛けてすぐさま飛んできて車内に入ってくるのです。
天気が良い日は蚊が入ってくるでしょう。
とすると開口部の小さい後部のドアから出入りする事になりますが、この場合は高さがあって非常に出入りしにくいのです。
クッション性を高める為、ウレタンマットにサーマレストを敷いた。
窓には買っていたスバル純正のスクリーンを張った。
iPadでYouTubeなんぞ見ながらPM9時に就寝。
気温は朝までずっと21℃、湿度は90%前後の予報。
車内ではギリギリ快適に眠れる環境です。
パンツとTシャツで寝ました。
翌日AM4時。夜明け。
夜は焚火もせず寝てしまった。焚火をしない理由は雨の中、灰を片付けるのが面倒だったから。
まあ、今回は車中泊の実践が目的だったからこれで良し。
今回テントを張らず、タープのみを張り、あとはチェアとテーブルを出しただけだったが、全てドロドロになって片付けが大変だった。(帰ってからもタープにホースからの水を掛けて洗浄したり大変)
私は毎回テント類の片付けに、上の「CAPTAIN STAG トートバッグ」を使っています。濡れたまま一気にトートバックに入れ、持ち帰るのです。
意外にも防水性があって、袋から水漏れもしません。
さあ、帰るぞ・・雨の朝ドラだ。
幌加内は蕎麦の産地として有名。蕎麦畑が続きます。
という事で今回の旅は終了。「助手席後ろの座るスペースを設ける事が極めて大事」という事が分かった、収穫ある一泊でした。
ではまた^^/