本州では連日35℃以上の猛暑のニュースが飛び交っていますが、北海道は秋の足音が聞こえて来ており、朝晩は肌寒く感じる様になりました。
冬になるとロードスターは冬眠させるので、今の内に沢山走らせようと思います。
ただ、日曜日は全道的に雨なので、土曜日に日帰りの旅に出掛けます。
キャンプ嫌いの妻も今回は一緒です。
神居古潭の国道12号線脇のスペースで。気温は25℃位。
うっすら曇りでオープンカー日和です。
国道12号線を走ります。画像は滝川市の市街。滝川市も人口減が進んでおり、廃墟が目立つようになって来ました。
新十津川の田舎道。
奈良県にある十津川村をご存知の方なら新十津川は何か関連があるのかな?と思うでしょう。
1889年(明治22年)、奈良県の十津川郷で大洪水が発生、死者168名、全壊家屋426戸、多くの耕地が滅失するなど未曽有の大災害となり、それをきっかけに新天地を求め、600戸2,489名が北海道開拓の為に移住をしたのです。
新十津川にある吉野公園キャンプ場の「吉野」という地名も故郷の地名から来ています。
本日の昼食は新十津川にある「フーテン食堂」さんです。
オーナーはデザイナーで武蔵野美術大学を卒業後、東京の浅草に3店舗の飲食店を開店され、そして北海道のこの地に新たなコミュニティーを作ろうとしています。
一つ一つの調度品にこだわりや遊び心が感じられます。
ミラーボールがクルクル回っています。
トイレの手洗い場一つとっても楽しさ満点。
私たちは店内ではなく、テラス席で頂く事にしました。今の時期は吸血アブもいなくなり、たまにハエが飛んで来る位で過ごし易いです。
ヴルストよしだソーセージとタイっぽいカレー(1,600円)と、ラッシー(食事とセットの場合300円)を注文しました。
私はタイカレーは苦手なのですが、タイっぽいという事は日本人好みに仕立てられているのかな?と思い、注文となりました。
という事で頂きます。タイっぽいカレーという事でしたが、やはりタイっぽい薄味で、日本の濃い目のカレーが好きな自分は最初は少々抵抗がありましたが、いい感じでスパイスが効いており、食べ進むにつれ慣れて来て美味しく頂く事が出来ました。
またヴルストよしだソーセージがしっかりと味が付いたもので、あっさりしたカレーにピッタリでした。
今度はまた違うメニューに挑戦してみよう。
続いては日本海側に出て北上します。幾つか寄りたい所は考えています。
途中、国道を外れ、日本海側にある小さな集落「幌」という所に立ち寄ってみます。我がロードスターは幌車なので、昔から気になっていたのです。
幌という地名はアイヌ語の「ポロクンベツ」(大きい川のほとりの意)が原型とされ、明治4年(1871年)の村名選定時に「幌」となりました。
江戸後期にニシン漁の拠点として増毛山道(約28km)が開通。
幌を起点とする増毛山道は、2018年に北海道遺産に選定。現在はその一部が復元・公開されています。
水はけが良い扇状地であった事で明治からはリンゴやサクランボなどの果樹でも繫栄しました。
しかし、ニシン漁の衰退などから今はひっそりとした漁村になっています。
幌川の河口では釣り人がアキアジ(鮭)を釣っていました。
オロロンラインを北上します。
この辺りは特に地形が厳しく、崖の下を走るのは楽しいのですが、
ここ数十年でかなりの区間がトンネル化され、素晴らしい景観は望めません。
ただ、真夏のトンネルはとても涼しく、ライダーにとってはオアシスでしょう。
続いてやって来たのは「雄冬野営場」です。私も15年位前にここでテントを張ったことがあります。ここは大変珍しい「国道沿いにあるキャンプ場」で、しかも「オーシャンビュー」。夕日がキレイな所です。
夜間は車両の通行がとても少ないのですが、たまにトラックが走る際にそばにある橋の継ぎ目によってトラックの車体から大きな衝撃音が聞こえ、敏感な人は飛び起きてしまうでしょう。
水道やキレイなトイレ(向こうに見える建物)も完備されています。利用料は無料です。改めてこの地に来るとイイナアとなりますね。
この日お一人の方がソロキャンプをしていました。(上の画像で少し写っています)
楽しそうだなあ。
続いてやって来たのは「レストハウス雄冬(民宿川上)」さんです。
こちらのお店は土日は不定休。開店していればラッキーという事で、先ほど食事をしたばかりなのに食事をしていく事にしました。勿論妻は「お腹一杯なので無理」と言っておりましたが・・。
激安で有名だったこのお店も、段々値上がりしていきます。
15年前、いくら丼は1,000円だったのです!。
まかない丼(2,000円)を頂きます。
甘エビの内子(青い卵)がまかない丼のワンポイント。ネタはボリュームがあって、新鮮。久々に食べましたが大満足でした。
ブリ好きの妻は三食丼(1,700円)。たっぷりネタがのっており、食べ切れず、少し分けて貰いましたが、ブリが肉厚新鮮でとても美味しかった。。
続いては「岩尾温泉あったま~る」さん。
こちらは上の画像でも分かる様に、露天風呂から国道を見下ろす事が出来ます。
こちらの温泉は12月から3月まで冬季休業しております。
休憩スペースも広く、お座敷もあります。
増毛町さんのHPより引用。露天風呂です。夕暮れの頃は最高でしょう。
湯上り後、テラス席で牛乳を飲みながら佇むなんて事も出来ます。
増毛のリバーサイドパークオートキャンプ場に来てみました。2~3年前までは毎年1度はこちらに来ていたのですが、最近はご無沙汰です。
こちらのキャンプ場は増毛町の市街地から近いので利便性が高いです。
この日、キャンプ場の稼働率は2割程度でした。意外と空いているのも良い所です。
北海道遺産に登録されている「旧富田屋旅館」さん。
この建物は昭和8年(1933年)に建築された駅前旅館で、昭和50年代に入り営業を終了。その後平成30年5月まで所有者がお住まいだったとの事です。
増毛町のシンボル的な建物の一つでもあり、現在は増毛町で保存管理を行っているようです。
続いてやって来たのは礼受牧場トリムさん。
こちらでソフトクリームを頂きます。
こちらの礼受牧場は以前は留萌市営牧場だったのですが、今は牧場もなくなり、このレストハウスは民間の方が運営されています。
レジの傍らには何故かガンダムのプラモデルが山積みで売られています。
手ぶらでバーベキューも楽しめます。
テラス席もあるので楽しく出来そうです。
大変景色が良い場所で、眼下にゴールデンビーチるもいが見えます。
天気が良いと最高でしょうね。
ソフトクリーム(400円)はもう牧場もやっていないので
恐らく一般的な市販品ですが美味しいです。
留萌に来たついでに黄金岬を偵察。
隣接する黄金岬キャンプ場。猫の額ほどの狭いキャンプ場です。キャンパーがちらほら見えます。私も利用した事がありますが街から近いので便利。
トイレは従来のものと、反対方向にとてもキレイなトイレが新築されたので、女性でも気持ちよく利用出来ます。
今度は三連休か・・。どこへ行こうかなあ。 ではまた^^/